「YMO」を小山田圭吾、砂原良徳が語る特別対談が公開。YMO結成40周年に止まないリスペクト

YMO、アルファレコード期のアルバム再発プロジェクト「YMO40」が11月よりスタート。YMOと深く接してきた両者が語る内容とは。
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2018.10.01 08:00

YMO結成40周年企画


細野晴臣、高橋幸宏そして坂本龍一の3人から構成されるYMO(Yellow Magic Orchestra)の結成40周年を記念して、アルファレコード期(1978〜1983年)のオリジナル・アルバム10タイトルの再発プロジェクト「YMO40」が11月よりスタートする。これに合わせて、オフィシャル・サイト「YMO40.com」では小山田圭吾(コーネリアス)砂原良徳(元・電気グルーヴ)の両氏によるスペシャル対談がオリジナル動画コンテンツ第1弾として公開されている。


小山田は細野晴臣、高橋幸宏によるエレクトロニカ・ユニット「SKETCH SHOW」や2009年以降のYMOのライブにギタリストとして参加しており、高橋は自身の音楽を聴き始めたきっかけがYMOだと語るほどのYMO好きとして、両者ともそのキャリアの中でYMOと深く携わってきた。


今回の対談は、そんな両者によるYMOの音楽、メンバーとの出会いから裏話まで語られた10分間の貴重映像となっている。





意外な初対面からYMOの与えた影響まで


対談はリラックスした雰囲気で行われ、小山田、砂原がYMOメンバーとの出会い話からスタートする。1992年頃にボーリング大会に呼ばれて行ったらYMOのメンバー高橋幸宏の誕生日会でもあり、その時がファーストコンタクトだと話す小山田。その後、小山田はSKETCH SHOWのラジオ番組に出演した際、なんと生放送中にライブでのギター演奏をオファーされたそうだ。砂原はそのライブに「DJみたいなことをやってくれ」と頼まれていたそうだが、リハーサルの曲に合わせて演奏に参加したのだと経緯を話す。


対談の後半では「YMOがいなかったら」のテーマに合わせトークを展開。砂原は「いなかったら音楽をやっていなかったかもしれない」とまで話している。「YMOがいたからこそ自分達の世代にエレクトロニック・サウンドやニューウェーブを聴く人間が多かった」とまで語る両者からは対談の中からYMOへの感謝と愛が伝わってくる内容だ。





特典満載の再発プロジェクト


オフィシャル・サイトでは対談映像と同時に第1回発売分の仕様詳細も公開されている。各アルバムの「Collector’s Vinyl Edition」においては、特製外箱の中にトラックシートのレプリカ、オリジナルジャケット・帯等の復刻が収納される。同梱の別冊ブックレット(編集・執筆/吉村栄一)には、書き下ろしライナーノーツ、クリス・モズデル監修による歌詞対訳、関係者インタビュー、YMOメンバーの再録インタビュー、そして多数のレア写真が掲載され、初回分はファーストアルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』そしてセカンドアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』から仕様の違う12種類が発売される。


また先駆けて10月17日にはTOWA TEIが選曲・監修を担当した全曲リマスターの最新コンピレーション『NEUE TANZ』がCDとLPで同時発売されるので合わせてチェックしておこう。





オフィシャル・サイトでは今後も様々なオリジナルコンテンツや今後のラインナップの発売情報が随時アップされる予定。


YMO結成40周年オフィシャル・サイト

http://www.YMO40.com




written by #BsideNews


source: http://amass.jp/111173/


photo: youtube, YMO40.comfacebook


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