東京を中心に海外のファストフードが次々と上陸する中、新たに話題を集めている存在が「ワッフルチキン」だ。一見甘いものと塩気のあるもののコラボに、多くの人が驚きと興味をそそられている。そこで今回は、渋谷に上陸したワッフルチキンについて解説していく。
そもそも多くの人が疑問に抱くのが、ワッフルチキンとはどのようなものなのかという点だ。ワッフルチキンとは名前の通り、ワッフルとチキンがコラボレーションしたファストフードである。カリカリに焼かれたワッフルの上にジューシーなフライドチキンがたっぷりと乗せられているもので、そのまま食べればいいのかと思いきや、なんと通常のワッフルと同じくメープルシロップをかけて食べるというのだ。
NYでは定番のファストフードとして人気を集めているようで、近年日本にも上陸を果たしている。ちなみに渋谷にある1店舗で提供されたことをきっかけに、徐々に全国規模で提供するお店が広がってきているらしい。このため渋谷までいかなくても食べることができるようになってきた。
ここで気になるのが、ワッフルチキンが美味しいのかどうかという点だ。実際にワッフルチキンを食べたことがある人たちによると、美味しく食べるためのポイントはメープルシロップをたっぷりかけることにあるという。実はワッフルチキンに使用されているフライドチキンはメープルシロップやワッフルの甘さに負けないように、通常のフライドチキンよりも多くのスパイスを使用している。これによって甘さに負けないスパイシーな味わいを楽しめるようになっており、メープルシロップやワッフルの甘さとの相性も抜群に良くなっているのだ。
さらにメープルシロップをかけてもフライドチキンのサクサク食感は残っているということで、ワッフルと同じくサクサク食感を楽しみながら食べられるというところが魅力となっている。このように味のバランスが絶妙に保たれていることやサクサク食感の中にモチっとした柔らかさを楽しめることから、ワッフルチキンの美味しさは高く評価されているようだ。
渋谷で食べられるワッフルチキンとして人気を集めているのが、渋谷駅と表参道駅の中間あたりにひっそりと佇む「MOJA in the HOUSE」だ。こちらはカフェとしても食事処としても利用することができるお店で、広々とした開放感のある店内はどこか落ち着いた雰囲気も醸し出している。さらに雑貨や家具もアメリカンな演出をしていることから、実際にNYで食事をしているような雰囲気を楽しめるところも人気を集めているポイントとなっている。
そんな「MOJA in the HOUSE」では改良に改良を重ねたワッフルチキンが楽しめる。こちらのワッフルチキンは日本人が食べやすい味付けに調整されているので、本場のワッフルチキンよりも食べやすくなっているところが特徴だ。ボトルごと運ばれてくるメープルシロップもかけ放題なので、たっぷりとかけて食べるのがお店のおすすめの食べ方となっている。
前述したように近年では渋谷以外にもワッフルチキンを食べられるお店が増えてきている。というのも「MOJA in the HOUSE」は渋谷だけではなく大阪にもオープンしており、こちらでも同じようにメープルシロップかけ放題のワッフルチキンを楽しめる。
また神戸にはチェーン店ではないものの「HOP STAND 神戸モザイク店」というお店でワッフルチキンを提供しており、アメリカ南部の郷土料理としてスイーツ感覚で楽しめるようになっているのだ。このようにワッフルチキンは徐々に日本に広がってきており、今後も様々な場所で提供されることが期待できる。
written by 編集部
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