Daft Punkが音楽を手がけたことで知られるSF映画『トロン』の新作となる『トロン 3』の主演にジャレッド・レト、監督に 映画『LION ライオン 25年目のただいま』のガース・デイヴィスが起用されることがわかった。
『トロン 3』は、今年7月に制作が進行していることが報じられ、その際にはDaft Punkが前作『トロン: レガシー』に引き続き、音楽を手がける可能性が浮上。すでに関係者がDaft Punk側にコンタクトを取っていることも明かされていた。
ただ、Deadlineによると正式にスタジオが映画の製作にゴーサインを出していないため、現段階では、実際に映画公開されるかどうかはまだわからないという。しかしながら、2017年に『トロン』続編の企画が持ち上がった時に主演俳優として名前が挙がっていたジャレッド・レトの起用が決定したことは、かねてからシリーズの新作に期待していたファンにとってはひとまず朗報だといえるのではないだろうか?
1982年に公開されたオリジナル『トロン』は、その近未来的な世界設定や衣装、CGを取り入れた制作手法などに注目が集まった一方、興行収入面ではヒットした作品ではなかった。しかし、1億ドル以上の制作費が投じられた2010年の『トロン: レガシー』は、全世界興行収入が4億ドルを記録したヒット作品になっている。
なお、『トロン 3』は、『トロン: レガシー』の続編ではなく『トロン』のリブート的作品になる模様。Daft Punkが音楽を手がけるかどうかも含めて、製作の進捗状況に注目が集まりそうだ。
written by Jun Fukunaga
source: https://deadline.com/2020/08/garth-davis-tron-sequel-director-jared-leto-movie-1202992103/
photo:dxiri