機材メーカーIK Multimediaの人気ソフトシンセ「Syntronik」が、なんと通常の販売価格から大幅値引きとなる価格で販売されるセールが実施中だ。
今回のセールは、”Krazy Deal”と題され、通常価格の75%オフとなる8310円で販売される非常にクレイジーなもの(笑)。 そんな激安価格で販売される「Syntronik」の特徴は、なんといっても”有名ヴィンテージシンセ全部のせ”といっても過言ではない、38機種のヴィンテージ・シンセのサンプリングを基にした17種類のインストゥルメント、2100種類以上のプリセットが使える点だ。
ちなみに同ソフトシンセでモデリングされているヴィンテージシンセは、 Minimoog Model D、Oberheim OB-X、Roland Jupiter-8、Sequential Circuits Prophet-5、Yamaha CS-80のようなアナログシンセ、Yamaha SY99、Roland JX-10のようなデジタルシンセなど。いずれも実機のハードウェアは中古市場では高額で取引されるものばかりだけあって、「Syntronik」はリリース当時からDTMerの間で注目を集めていたことも記憶に新しい。
またもうひとつ「Syntronik」の特徴をあげるとすれば、それはソフトシンセでありながら、ヴィンテージハードウェア特有のクセも再現している点だ。これはオシレーターの繊細かつ微妙なゆらぎを再現するIK独自のDRIFT™技術などによって実現されているもので、アナログシンセに憧れを持つDTMerにとってはかなりそそられる点ではないだろうか? そのほかにも4種類のアナログ・フィルター・モデルといった独自のエンジンにより、オリジナル実機を操作しているような感覚で音作りが可能な点もポイント高し。
筆者的には定額制でソフトシンセが使えるRoland Cloud導入を考えるも、月々の利用料金が気になるという人にオススメしたい。是非、下のPVをみて気になった人はこのクレイジーなセール期間中に「Syntronik」をゲットしてほしい。
なお、セールは来月3月4日まで開催されるとのこと。詳細はこちらのリンク先にて。
written by Jun Fukunaga
source:
https://www.ikmultimedia.com/products/syntronik/?pkey=syntronik
https://www.ikmultimedia.com/news/?item_id=7337
photo: IK Multimedia