1960年代から活躍する世界的シンガーのStevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)が新たなレーベル「So What the Fuss Music」を設立し、さっそくニューシングルとして「Can’t Put It In the Hands of Fate」と「Where Is Our Love Song」の2曲を同時リリース!!
新曲の発表は2016年にアニメーション映画『SING』のエンディングソングとして作られたAriana Grande(アリアナ・グランデ)との「Faith」以来4年ぶりとなる。
今回同時リリースとなった「Can’t Put It in The Hands of Fate」と「Where Is Our Love Song」についてStevie Wonderは「今の時代、私達はこの国と世界に向けられる、最も痛烈なモーニングコールと叫びを聞いている。どうか、愛と平和と団結の必要性について耳を傾けてほしい。」と話す。
「Can’t Put It in The Hands of Fate」にはヒップホップからRapsody(ラプソディー)、Cordae(コーディー)、Chika(チカ)、Busta Rhymes(バスタ・ライムス)と世代もスタイルも異なるジャンルの垣根を飛び越えたコラボが実現、この曲が求める行動の必要性について示している。
「Where Is Our Love Song」ではグラミー賞ギタリストのGary Clark Jr.(ゲイリー・クラーク・ジュニア)が参加しており、「希望の言葉、平和への祈り、そして切実に求められている愛の歌は、一体どこにあるか?」と今の時代に平和と団結が必要であることを伝えている。
新たに設立したレーベル「So What the Fuss Music」が自身のレーベルとはいえ、Stevie Wonderにとっては1961年からおよそ60年に渡って所属していた名門レーベル「Motown Records」を離れる結果となっている。しかしレーベルに付けられた名前が2005年にPrince(プリンス)がフィーチャリングで参加しており、Motown Recordsからリリースされた名曲「So What the Fuss」を使用していることからも関係が悪いわけではない。
現にレーベル設立についてStevie Wonderは今後Motown Recordsと提携する可能性も示唆しており、「移籍はしたが別れたわけではない、これがデトロイトなのさ」とコメント。まだ詳細は発表されていないがニューアルバム『Through the Eyes of Wonder』に向けても動き出しているとのことだ。
ニューシングルのうち「Where Is Our Love Song」の収益は全米約200のフードバンク団体を統轄する組織「Feeding America」に寄付される。
written by BsideNews
source
https://pitchfork.com/news/stevie-wonder-launches-new-label-shares-two-new-songs-listen/
https://www.universal-music.co.jp/stevie-wonder/news/2020-10-14-2/
photo
https://www.facebook.com/StevieWonder/photos/?ref=page_internal