今年1月に不慮の事故により亡くなったSOPHIEのアメリカの友人や協力者たちが、彼女を追悼するためのアートオークションと絵や写真のプリントの販売を行うプロジェクト「God Is Trans」を開始した。
「God Is Trans」のWebサイトによると主催者は声明の中で、「私たちは、彼女の過激な寛大さ、芸術的なビジョン、そしてトランスコミュニティを支援するためのコミットメントを称えるために、このオンラインオークションとアートのプリント販売を企画しました」と述べている。オークション開催期間は5月24日まで。残り時間はWebサイト内にあるタイムカウンターでライブ表示される。
また、オークションに出品されるのは「It's Okay To Cry」MVの共同監督だったNick HarwoodやRenata Raksha、Emily Schubert、Nichole Fitchらによるアート作品や、SOPHIEがファッションブランド「Eckhaus Latta」のAW18コレクションでモデルを務めた際に着用した白いシルクのドレスなど。
このオークションとプリントの販売による収益は全て「Trans Justice Funding Project」に寄付される。この団体は、全米の草の根のトランス・ジャスティス・グループに資金を提供しており、2012年の設立以来、「人種差別、経済的不正義、トランスミソジニー、能力主義、投獄、その他の交差する抑圧と闘うプロジェクト」に450万ドル以上の助成金を配布している。
なお、先月、SOPHIEの盟友として知られるA. G. Cookは、彼女の死を悼む追悼文を公開している。
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written by Jun Fukunaga
source:
https://www.dazeddigital.com/music/article/52793/1/sophie-friends-collaborators-charity-art-auction-god-is-trans-justice-funding
photo: SOPHIE YouTube