90年代にイギリスのアイドルグループ「Take That」の一員として活躍したほか、ソロとなってからの00年代には「Rock DJ」がヒットしたイギリス人ポップスターのRobbie Williamsが、ベルリンでナイトクラブ兼アートギャラリーを開店する予定だという。
Robbie Williamsがドイツメディアに語ったことによると、彼にはバンドやDJを始めたいという希望があり、そのためのスペースをベルリンで借りて、Berghainのようなナイトクラブ兼アートギャラリーをオープンさせたいと考えているようだ。
さらにInstagram Liveでは、そのクラブが”音箱で古いクラバーがレイヴと呼ぶようなもの”にしたい語っているという。 また、彼はオーストラリアのソングライターでプロデューサーのFlynn FrancisとTim Metcalfeとチームを組み、活動をを行うことも発表。このプロジェクトの名前はまだ決まっていないものの、彼の情熱を落とし込んだものになるようだ。コロナ禍の影響を受けて、プロジェクトの進行は遅れているようだが、このアイデアは東京でも実行される可能性があるという。
Robbie Williamsは、「Take That」時代にTavares「It Only Takes A Minute」、Dan Hartman「Relight My Fire」などダンスクラシックのカバー曲でヒットを飛ばしたほか、2000年にリリースした「Rock DJ」では、Barry White「It's Ecstasy When You Lay Down Next to Me」やA Tribe Called Quest「Can I Kick It?」などをサンプリングしている。
なお、ベルグハインは、コロナ禍以降、営業自粛を余儀なくされていたが今年9月にアートギャラリーとしてリニューアルオープンしたことも話題になっていた。また、今年5月にはTikTokでのバイラルをきっかけにBerghainの入場シュミレーションサイトにも再び注目が集まっていた。
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written by Jun Fukunaga
source: https://djmag.com/news/robbie-williams-wants-open-club-bit-berghain-berlin
photo: Nicor