全国で季節を問わず様々な音楽フェスが行われるようになったが、雨対策をしておくのは大事だ。濡れたままで行動すると体調を崩してしまうだけでなく、周りの人に迷惑をかけてしまうのでしっかりした対策をとるべき。今回はどんな防水グッズを準備していれば、雨の日のフェスも楽しめるかを紹介!
雨の日の音楽フェスに備えて準備しておくべき防水グッズとして、まずカッパがある。傘は大勢の人が集まるイベントなので迷惑なだけでなく、怪我をさせてしまう可能性もあるので使うべきではない。ポンチョタイプのものならばリュックを背負っている状態でも着やすく、荷物にならないので便利だ。前日から雨が降ることが分かっている場合は上下着用するレインウェアがあれば濡れる場所を最小限に減らすことができ、寒さも感じにくいので過ごしやすい。この他いろいろなタイプのカッパがあるので、雨の状況に合わせて使い分けることが重要だ。
また、雨用のブーツや長靴も防水グッズとして持っていくべきである。フェスが行われる会場は雨が降ると地面に水溜りができるため、普段利用している靴のままだと濡れてしまいやすい。足元が濡れた状態が続くと体温が奪われていくので、多少荷物になるとしても雨用の靴は持っていくべきだ。折りたたみタイプの長靴もあるので、なるべく荷物を減らしたいという場合はおすすめ。
音楽フェスに出かけるならば、着替えは準備しておくべきだ。Tシャツや靴下は雨が降らなても、汗をかいた後に役立つので多めに持っておくとよい。また、手ぬぐいやタオルは必ず持っておくべきアイテムだ。水濡れした場所を拭くだけでなく、ライブをみている最中に汗をかいた場合にも使える。濡れたままだと体力が消耗しやすいので、タオルも多めに準備しておくと安心だ。
濡れた後の衣類とタオルを入れておくために、何も入れていないビニール袋も多めに持ってくことをおすすめする。ビニール袋は他にもリュックが濡れるのを防ぐために覆いかぶせるなど、いろいろな用途で使える防水グッズになる。たくさん準備してもリュックの中でかさばらないので、できるだけ用意すべきだ。
次に雨の日に音楽フェスを楽しむ場合は自分の身を守るだめの防水グッズを準備するだけでなく、スマホなどの電子機器を保護するためのアイテムも必要だ。ジップロックは電子機器をしまいやすく、雨が降らなかったとしても貴重品などを入れたりゴミ袋として活用することもできる。安価で準備できる防水グッズで、ポケットなどに入れて携帯しやすいのも魅力だ。リュックやバッグも防水タイプにしておくと、財布などが濡れてしまうのを防げる。
雨を直接防ぐわけではないが、準備しておくとより雨の日の音楽フェスを楽しめるアイテムも存在する。まず、雨の日は体力が消耗しやすいので普段のライブを観る時のように立ったままでいると体力を思った以上に使ってしまうことがある。そんな時に便利なのが折りたたみ椅子だ。音楽フェスは休憩できるスペースが用意されていても椅子が全部埋まっていることも多い。このような場合も折りたたみ椅子があると、どこでも休憩することが可能だ。ちょっと腰を下ろしたいと思っても雨の日は地面が濡れているので休憩が難しいが、椅子があると安心して座れる。
次に冬の日の音楽フェスは自然に囲まれた場所や山の中で行われることが多いので防寒対策が重要であるが、雨が降るとさらに体温を奪われやすい。このような場合に冷え対策として活用できるのが貼るタイプのカイロだ。貼ったまま過ごせるカイロならば手に持つ必要がないので、ライブを安心して観られる。天気予報では、降水確率だけでなく温度や湿度も調べて持っていくアイテムを決めるのが大切だ。
written by 編集部
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