古くはCommon(コモン)から始まり、Kanye West(カニエ・ウエスト)、Lil Durk(リル・ダーク)と多くの才能あるラッパーを輩出しているシカゴ出身のPolo G(ポロ・G)が、ニューシングル「Rapstar」で初の全米1位を獲得した。
Billboard Hot 100での初登場第1位となり、Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)とAnderson .Paak(アンダーソン・パーク)によるユニット、Silk Sonic(シルク・ソニック)による「Leave The Door Open」、Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)による「Peaches」を抑えてのナンバーワンは、彼がまさにタイトル通り”ラップスター”であることを証明した。
キャリア初期にはいくつもの目標を書き出していたというPolo G。そのひとつにはBillboard Hot 100で1位になることも含まれていたという。彼のマネージャーでもある母親は「小さい頃から目標を語るのが好きな子供だった」と話している。
「ロサンゼルスに住み、ミリオネアになる。ラッパスターになってママにマンションと車を買ってあげて、自分には子供が欲しい」
その全てを現実に叶える姿を母親は見てきた。MVも目標としていた生活を映像化している作品となっていて、最後には殿堂入りのステージがシーンとして使われている。この先様々なアワードで実際にスピーチをするであろうPolo Gの姿が楽しみだ!!
初の全米1位ではあるが、これまでも彼の曲(参加した曲を含む)がチャート上位に食い込むことはあった。昨年7月にリリースされたJuice WRLD(ジュース・ワールド)、Marshmello(マシュメロ)とのコラボ曲「Hate the Other Side」は10位に。2019年にリリースした代表曲「Pop Out」でも11位とナンバーワンまでの道のりを歩んでいた。
2月にはソロシングル「GNF (OKOKOK)」もリリースしており、さらに現在次なるプロジェクト『Hall of Fame』も制作中とのこと。この作品がタイトル通りの”殿堂入り”への足がかりになるのか注目したい。
「Rapstar」は当初「Amiri」というタイトルでリリース予定だったが、著作権の問題で変更を余儀なくされたとのこと。結果的には今のPolo Gにぴったりのタイトルになっただろう。
written by BsideNews
source
https://www.complex.com/music/polo-g-rapstar-debuts-no-1-billboard-hot-100
https://www.complex.com/music/polo-g-rapstar-making-of-interviews/part-1
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