2021.10.28 10:00
これまで音楽業界でも大規模ライブイベントを行う際に政府が新型コロナウイルス対策として求めていた入場人数の上限を1万人に制限する措置が解除されることがわかった。
11月1日から全国で1万人上限措置は解除
報道によると、11月1日から全国で1万人上限措置は解除されるが、収容定員の原則50％以内に抑える措置は当面維持される。しかし、政府は、現在、感染状況が比較的落ち着いていることから、今後さらなる制限緩和策を検討。条件付きで満員まで入場を認めることを含め、来月まとめる感染対策の「全体像」で示す方針とのことだ。
政府は、9月末に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を解除した計27都道府県に対し、経過措置として1万人の上限を設けていた。1万人の上限解除は、28日にも予定する新型コロナ感染症対策分科会に諮った上で決定する。
5万人を収容できる会場であれば11月からは50％以内にあたる2万5千人まで入場可能
1万人の上限解除により、今後はアーティストのライブなども数万人単位で開催できるようになる。その場合、例えば5万人を収容できる会場であれば、11月からは50％以内にあたる2万5千人まで入場可能となるとのことだ。
written by Jun Fukunaga
source: https://www.tokyo-np.co.jp/article/139305
photo: pixabay