毎年食べ物には流行がある。スイーツやしっかりした食事メニュー、健康に良いとされる食材など多種多様だ。ひとたび話題になれば、口コミであっという間に広がっていく。SNSが発達した今だからこそ簡単なのだろう。その流行を作るかもしれない、日本未上陸のファストフードのおすすめを紹介したい。
すでに多くのファストフードが日本に入ってきたが、日本未上陸のファストフードはまだまだたくさんある。なかでも、ファストフード大国であるアメリカには老舗のものから今流行のものまで多様だ。まずはアメリカからおすすめしたいものを見ていこう。
「SONIC DRIVE-IN」(ソニック・ドライブ・イン)
日本では一般的なドライブスルーではなく、ドライブインを売り物にしたハンバーガーショップ。ドライブインは車に乗ったまま注文、食事までできる商業施設のことで、この店では注文するとローラースケートをはいた店員が車まで持ってきてくれる。ここは飲み物の種類が多いことでも有名。おすすめはチェリーライムエイドでさっぱりとした味。
「WHITE CASTLE」(ホワイト・キャッスル)
アメリカ東海岸を中心として展開しているハンバーガーショップ。その歴史はマクドナルドよりも古く、1921年創業である。店舗数は少ないのに、アメリカ人なら誰でも知っている。その理由は、冷凍食品としてアメリカでどこでも売られているからである。
「CHIPOTLE」(チポトレ)
メキシコ系ファストフード店でアメリカ各地に1000店もの店舗数を誇る健康志向で人気の店。店内もおしゃれでモダンな印象。冷凍食品を使わず、フレッシュな食材をその場で調理し提供してくれる。メニューは基本的にブリトー、タコス、ブリトーボウル、サラダのみで、サブウェイのようにカスタマイズをして注文する。おすすめはブリトーでボリュームたっぷりで、満足できる。
「PAPA MURPHY'S」(パパ・マーフィーズ)
テイクアウトピザの店なのだが、珍しいコンセプトとして、持ち帰って焼くというものがある。焼く前のピザを持ち帰って家のオーブンで焼くため、いつでも熱々のピザを食べられる。冷凍もできるし、しばらく冷蔵庫に置いておくということも可能。おすすめはスタッフドピザで大きさも厚みも立派で、ボリュームがすごい。
まだまだあるのは、さすがファストフード大国というところ。興味がある場合はいろいろと調べてみるのもいいだろう。日本未上陸のものがいつ来るのか、日本の流行を見極めてやって来るかもしれない。
日本未上陸のファストフードはもちろん、アメリカ以外にもある。今度は他の国を見ていこう。
「4 FINGERS CRISPY CHICKEN」(フォー・フィンガーズ・クリスピーチキン)
シンガポール発のファストフードで、オーダーごとに裏で準備され、出来上がったらポケベルが鳴って呼び出されるシステム。熱々が食べられる。名前の通りクリスピーなチキンで、醤油ガーリック味かホット&スパイシー味か選べる。
「NANDO'S」(ナンドス)
南アフリカ発のグリルチキンレストランで世界で1000以上の店舗がある。看板メニューのポルトガルスタイルのペリペリ・チキンがおすすめ。チキンの味付けはマンゴー&ライムなど、いろいろなものが選べる。セルフサービスの店なので値段も手頃だ。
世界は広く、まだまだ紹介しきれない店も多い。旅行に行った先で流行のファストフードへ行ってみるのもいいだろう。
これまでに紹介したように、日本未上陸のファストフードはまだまだ多い。だがやって来るという情報は明日入るかもしれないし、ずっと来ないかもしれない。それは誰にも分からない。まだ行ったことのない世界各地の人気の店を身近で楽しみ、流行となることもあるだろう。日本未上陸のおすすめファストフードは魅力的なものも多い。その国独自の雰囲気も一緒に味わいに現地へ行くというのも、一興である。
photo:
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written by 編集部