ロスを中心に活動を始めたアーティストMINMIが、楽曲「四季ノ唄」の英語バージョンを海外リリースした。
先週末、宮崎で自身が主催する音楽フェス「FREEDOM aozora 2019」を開催したMINMI。会場には約2万人が来場した。(2日目は荒天のため途中中止)ステージ上でMINMIは、先週末リリースとなった「Shiki no Uta」の英語バージョンを熱唱、雨の降りしきる会場を盛り上げた。
「四季ノ唄」は、もともとアニメシリーズ「サムライチャンプルー」のエンディングテーマとして発表された曲で、2010年に惜しくも亡くなったプロデューサーNujabesとのコラボレーションで生まれた楽曲。同曲のリリックを英語で新しく書き直した“shikinouta Tribute to Samurai Champloo”は、トラックも新たにプロデューサー“part2style”とバージョンアップし、海外レーベル「Domo Records」からリリースされる。Domo RecordsはL.Aに本拠地を置き、数多くのグラミーなアーティストを排出している海外レーベル。
この楽曲は、世界で流通してないにも関わらず既に世界中で高く評価されており、これまでにも著名DJが彼女の楽曲をSpotifyプレイリストに入れて公開したり、海外のDJやトラックメーカーが楽曲をサンプリングして自身の曲としてリリースするなど今も尚、ワールドワイドな広がりをみせている。今回はオリジナル楽曲として、アメリカのレーベルから世界配信される初の作品となる。
MINMIは、7月26日からアメリカのワシントンD.C.で開催される北米最大級のポップカルチャーイベント「Otakon 2019」で開催される“Nujabesトリビュートコンサート”への出演が決まっており、海外で人気のある同曲の初めての英語版のリリースと合わせて海外の音楽コミュニティで話題を集めている。
2002年のデビュー以来、様々なヒット曲で日本のチャートを騒がしてきたMINMIだが、海外で注目を集めるのも今回が初めてではない。例えば、2006年に発売された彼女のシングル、 “Summer Time !!”は、トリニダードトバゴのシーンで大きく評価され、MINMIはこの国で毎年恒例のとなっているトリニダードトバゴ音楽祭に招待された初の女性アーティストとなった。
2019年から活動の場所を日本からロサンゼルスに広げ、世界の音楽の中心でチャレンジを続ける彼女の躍進は続く。
Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/shiki-no-uta-tribute-to-samurai-champloo-single/1469264813
Spotify
https://open.spotify.com/album/5VumA84J2a4qyFzHY7WTQc?si=BwnXmh1ERLO0ATl9131GRg
Photo by MINMI OFFICIAL WEB SITE