もし今自転車を探しているなら、街乗りできるタイプも増えてきた本格派のミニベロもおすすめだ。小径車は小回りが利くので街乗りにはぴったりで、坂道がこぎやすく、折りたためるものなら輪行にも向いている。そして不向きと言われたロングライドのために改良されたタイプもある。今、改めてミニベロの魅力をまとめてみた。
ミニベロ専用に設計されているとは言え、「旅」をコンセプトとした「BRUNO(ブルーノ)」のミニベロはドロップハンドルが幅広だったり、サドルが座り心地よく、無理のない乗車ポジションを有し、ロングライドにも対応していて非常に高性能だ。しかも街乗りにもぴったりの軽量性。そしてスタイリッシュな機能美と、何と言ってもおしゃれな色使いが人気のポイント。ということで近所の街乗りから自転車旅まで幅広く使え、ビジュアルも乗り心地も両方手に入れたい人にはおすすめのブランドで、女性にも非常に人気が高い。そして近年、コロンバスチューブの採用により、より剛健な造りとなった。
やはり定番のロードドロップはおすすめだが、ミキストのようなフレームの低いモデルならスカートを着用した女性でも乗りやすいのではないだろうか。この2モデルはカラーリングが非常に豊富で目移りしそうだ。本格派にはビーアントがおすすめで、長距離にも耐え、機能的ですっきりしたデザインが人気だ。
自転車ファンなら言わずと知れた世界最古の自転車ブランド、イタリアの「Bianchi(ビアンキ)」青空の色という意味のチェレステカラーが代名詞となっている大人気のブランドだ。このチェレステカラーは毎年異なる色で発表されている。こちらの「ビアンキ」のミニベロシリーズもサイクリングや街乗りに幅広くにおすすめだ。
常に品薄状態のミニベロ7の他、ミニベロ7レディー、ミニベロ8、ミニベロ10と人気モデルがあるが、どのタイプもハンドルはフラットバー、ドロップバー、そしてロングライド向けのブルホーンバーから選べるが、街乗りには操作性のよいフラットバーが向いている。乗り慣れていて、デザイン重視ならばクラシカルなドロップバーがおすすめだ。
本格的な輪行を楽しんでみたいならアメリカ、カリフォルニア発の「DAHON(ダホン)」がおすすめだ。輪行とは、鉄道や船などの公共の交通機関を利用して、自転車を運び、旅することだ。折りたたみ自転車ブランドである「ダホン」はコンパクトさに定評があり、地球に優しい乗り物として機能的な自転車を開発し続けている。
ボードウォークD7は細身でシンプルなフレームが特徴のヨーロピアンスタイルバイク。素材はクロムモリブデン、いわゆるクロモリを採用。非常に丈夫である。洗練されたデザイン、そして乗り心地は折りたたみとは思えないスムーズさだ。また、プレストSLは車輪が16インチと小さい分、折りたたみ時のサイズがさらに小さくなる。軽量化に成功したモデルゆえ、とにかく軽いのが特徴だ。
「GIOS(ジオス)」は1948年創立のイタリアの自転車ブランド。イタリアでは「ジオスブルー」と呼ばれる鮮やかな青色が有名だ。こちらのミニベロも高性能で走行性の高いモデルがラインナップされている。
ファッション感覚で乗るならミグノンがおすすめだ。女性でも扱いやすいようにと設計されており、クラッシックさを感じさせる細身のフレームがじつにお洒落だ。また、Wレバー採用でクラシカルな雰囲気のアンティーコ。Wレバーが持つレトロな雰囲気がデザイン性が高く人気のあるモデルだ。安定した走りはもちろん、デザイン性を重視する人にもおすすめしたい。それでいてロードレーサーの名門だけあって特に振動吸収性が高く、乗り心地は良好で、耐久性にも非常に優れている。
written by 編集部
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