フェスやクラブを最高に盛り上げるDJの人気はもはやアイドル的でさえある。デカいフェスを支えられるトップクラスのDJともなれば収入だってケタ違いだ。そこで今回はミレニアル世代が注目する勢いのあるDJについて紹介してみよう。
ミレニアル世代が支持するDJと言えば、まずはMartin Garrix (マーティン・ギャリックス)が鉄板と言っていいだろう。在籍していたオランダの音楽アカデミーを卒業後、本格的にDJ活動を開始。その後、レーベルから発表した「Animals」は爆発的にヒットし、瞬く間に世界が注目するDJとなった。この時の年齢がわずか17歳だったことから「天才DJ」と呼ばれたのも記憶に新しいところだ。2016年には自身のレーベルを立ち上げ、他のアーティストとのコラボレーションも行うなど意欲的な活動を行っている。今が旬で勢いのあるクールなDJを探しているなら、Martin Garrixはまずチェックしておこう。
Andrew Taggart(アンドリュー・タガート)とAlex Pall(アレックス・ポール)のデュオ、The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ )もミレニアル世代のDJとして押さえておきたいところだ。もともとフリーでダウンロードリリースされた「#SELFIE」で注目を集め、その後にレーベルから正式にリリースされたことをきっかけに世界的にも脚光を浴びることとなった。クリーンかつプログレを基調とするサウンドはチャートでも好評で、瞬く間にダンスシーンを飛び越え人気者となっている。世界中のクラブやフェスから声がかかる人気DJとなった彼らのサウンドは、日本でも人気が急上昇している真っ最中だ。今後のミレニアル世代のダンスシーンを牽引する存在となること必至なので、彼らのサウンドをまだ聞いたことがない人は乗り遅れる前にチェックしておくようにしたい。
そして今のクラブシーンはHardwell (ハードウェル)を抜きにしては語れないだろう。2011年にリリースしたTiesto(ティエスト)とのコラボ曲「Zero 76」はダンスシーンに大きなインパクトを与え、クラブではもはや定番の曲になっているといっても過言ではないだろう。また、2015年にリリースしたデビューアルバム『United We Are』は、母国オランダのチャートを飛び越えアメリカのダンスチャートでもスマッシュヒットするなど、その勢いはとどまるところを知らない。自身のレーベルを立ち上げてからも精力的に活動を続けており、フェスでのパフォーマンスや彼の生み出すEDMは、今後のダンスシーンの行方をチェックするためにも必見だと言ってよいだろう。
ミレニアル世代がチェックしておくべきアーティストは何も海外のDJばかりだけではない。世界で活躍する人気DJは日本人の中にも数多くいる。その代表的な存在と言えるのがKEN ISHII(ケン・イシイ)だろう。KEN ISHIIは1990年代から活動するテクノ系ミュージシャンで、彼の才能を見出したのが海外レーベルだったということもあり、当時の日本では全く無名だと言ってよかった。その後、海外での活躍が日本にも伝わるようになり、逆輸入する形で日本でもブレイクした。その後も精力的なアーティスト活動を続けており、海外でのフェスやクラブでのプレイでは、高い人気を誇っている。
海外で人気の高いプレイヤーと言えばDAISHI DANCE(ダイシダンス)も忘れてはいけないだろう。海外フェスやクラブでのプレイ回数を見ても分かる通り、DAISHI DANCEが生み出すメロディアスなEDMは海外でも高い評価を得ている。今後は日本でのプレイ回数も増えると予想されているので、パーティーに出かける前にはチェックしておくようにしよう。
以上がミレニアル世代が注目する、いまが旬の勢いのあるDJたちだ。海外はもちろんのこと、日本のダンスシーンからも面白い楽曲が次から次へと誕生している状況なので、ここで紹介したDJ以外の楽曲も合わせてチェックしておくことをおすすめする。
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written by 編集部