これまでにグラミー賞を3度受賞し、2017年のアルバム『Red Pill Blues』ではSZA(シザ)、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)、Future(フューチャー)、A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)らをゲストに迎え、収録されている「Girls Like You」のリミックスではCardi B(カーディ・B)をフィーチャーするなど、ヒップホップ・R&Bアーティストとも相性抜群のMaroon 5(マルーン・5)。
彼らの2021年初となるニューシングル「Beautiful Mistakes」が3月3日にリリースされ、フィーチャリングにはMegan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン)を迎えている。
6枚目となるアルバム『Red Pill Blues』のリリース以降、まとまった作品が待たれているMaroon 5。しかし2019年にリリースした「Memories」ではYouTubeの再生回数が7億回に迫る勢いとその人気は健在だ。そして2020年7月には感染症の影響を受ける世の中に向けたメッセージを込めた「Nobody’s Love」をリリースしている。
こちらの曲のMVはAdam Levine(アダム・レヴィーン)が庭でくつろいでいる様子をiPhoneで撮影した、ソーシャル・ディスタンスを意識した作品となっている。またレゲエの人気アーティスト、Popcaan(ポップカーン)がリミックスで参加するなどジャンルを越えた注目を集めた曲でもある。「Memories」と「Nobody’s Love」はMaroon 5にとって7枚目のアルバムに向けたリードシングルと言われていただけに、リリースアナウンスも近いかもしれない。
移り変わりの激しいヒップホップシーンではあるが、Megan Thee Stallionはすでに新人離れした人気を獲得していると言っていいだろう。昨年リリースしたデビューアルバム『Good News』はビルボード200で第2位となり、Cardi Bとコラボした「WAP」に続き、Ariana Grande(アリアナ・グランデ)の「34+35」ではリミックスに参加。そしてAmazonプライム・ビデオで公開されたばかりの映画『Coming 2 America』のサウンドトラックには、テキサスのラッパーBobby Sessions(ボビー・セッションズ)とコラボした「I'm a King」で参加している。
ハードコアなMegan Thee Stallionファンには2月の彼女の誕生日に公開された「Southside Forever Freestyle」を特にチェックしていただきたい。地元であるヒューストンのNBAチーム、ロケッツの衣装に身を包み、地元をレペゼンする姿は彼女が世代を越えて認められている証拠だ。
Maroon 5の次なるアルバムには他にもラッパーが参加するのか?気になるところだ!!
written by BsideNews
source
https://pitchfork.com/news/listen-to-maroon-5-and-megan-thee-stallion-new-song-beautiful-mistakes/
photo
https://www.facebook.com/maroon5/photos/10159056972483482