メジャー・レイザー、「Lean On」や「Cold Water」含むベスト盤を発表。ジャスティン・ビーバー、ブルーノ・マーズら参加

先月、南アフリカ発のダンスミュージックであるGqomを取り入れたトラックをはじめ、アフリカのアーティストたちとのコラボ曲やアフリカンクラブミュージックのDJミックスを発表、またデビュー10周年を迎える来年に解散を示唆するようなコメントを中心人物のDiploが行なったことでも注目を集めたMajor Lazerが、ベスト盤をリリースした。

「Lean On」から初期の代表曲や新曲までを網羅したベスト盤 

先週末リリースされた『Major Lazer Essentials』には、これまでのMajor Lazerのヒット曲ばかり収録したまさにグレイテストヒッツと呼べる内容のベスト盤になっており、代表曲で世界的なEDMアンセムになったMØとDJ Snakeとのコラボ曲「Lean On」をはじめ、Justin Bieberとの「Cold Water」、Bruno Marsとの「Bubble Butt」、Ariana Grandeとの「All My Love」、Travis Scott、Quavo、そしてCamila Cabelloとの「Know No Better」など、豪華ゲスト陣との代表曲がズラリと並ぶ。

また初期のヒット曲「Pon De Floor」や、「Orkant/Balance Pon It」、「Loyal」、さらにTove Loとの「Blow That Smoke」など最新曲や、 Flosstradamusが手がけた「Original Don」のリミックスなども収録されている。

解散へのカウントダウンなのか? 

Major Lazerは、2009年にデビューアルバム『Guns Don't Kill People...Lazers Do』をリリースして以来、2013年に『Free The Universe』、2015年に『Peace Is The Mission』という3枚のオリジナルアルバムをこれまでにリリースしてきたほか、近年は、アメリカとキューバの国交正常化後に初めてキューバでライヴを行なったアメリカ人アーティストにもなり、その様子をおさめたドキュメンタリー『Give Me Future』を昨年リリースするなど、常にEDMシーンを先導してきた存在だ。

そのため、以前のComplexでのDiploのデビュー10周年を迎える来年に解散を示唆した発言は、ダンスミュージックファンの間で波紋を呼んだ。このタイミングでのベスト盤のリリースは、解散へのカウントダウンなのだろうか? 今後の動向が気になるばかりだ。

written by Jun Fukunaga

source:

https://www.youredm.com/2018/10/21/major-lazer-essentials-listen/

photo: Major Laser Twitter