初心者も上級者も必見! Abletonによる"使える楽曲制作テクニック"を紹介する動画シリーズが公開

全9種類の『Made In Ableton Live』動画では音楽制作の現場で実際に使える様々な制作テクニックが紹介される。
SHARE
2020.06.17 10:00

音楽機材メーカーのAbletonが様々なアーティストが楽曲制作の工程を紹介する新ビデオシリーズ『Made In Ableton Live』を公開。全9種類の動画が用意されたこのシリーズでは、各動画につき、ひとりのアーティストが異なる制作アプローチを紹介。ビート作成、ボーカル処理、音作りなどの実例を学ぶことができる内容になっている。



紹介されるのはボコーダーとオートチューンの設定やフィンガードラム演奏など


 9人のアーティストが各々の手順で制作を進めていく様子を紹介していく「Made In Ableton Live」は、その場で声のループを録音する、ボコーダーとオートチューンでいろんな設定を試す、フィンガードラムで演奏する、ソフトシンセとアナログ機材の音を重ね合わせるなど、実にさまざまな方法で楽曲が完成していく様子を学ぶことができる非常に実践的な内容になっている。



携帯電話で録った環境音で全帯域の音素材を作成する必見のテクニックも!  


例えば、用意された動画のうち、ロサンゼルスのプロデューサーBad Snacksが登場するビデオでは、電子バイオリンの録音を切り分けて曲のノリを作る方法が紹介されるほか、テクノアーティストEomacは、携帯電話で録った環境音で全帯域の音素材を作成するテクニックを披露するなど、音楽制作に興味がある人なら必見の制作テクニックが目白押しだ。またこのシリーズでは、どの動画もアーティストが明快に解説を行っていることが特徴。そのため、Liveを使い始めたばかりの初心者はもちろん、単に音楽制作に興味を持っている人にとっても、大変わかりやすい内容になっている。 


入門レベルのテクニックに限らず、中級者から上級者のプロのプロデューサーにとっても魅力的な制作手法が各ビデオに収録されているこのシリーズ。音声処理における便利な時短テクニックや独創的な接続設定など、普段の制作プロセスに取り入れたいテクニックがどの動画にも満載で非常に興味深い。 


『Made In Ableton Live』が気になった人は、下の動画プレイリストで一気見してみてはいかがだろうか?



written by Jun Fukunaga



SHARE