【独占インタビュー】m-flo、新曲「No Question」秘話とSNSの愛ある批評を語る

m-floの3人がTCY Radioに出演、新作EP『the tripod e.p.2』リリースに際し、新曲に対するSNS上の反応について語った。
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2018.03.11 03:15

3月7日(水)にLISA復帰後、初となるオリジナルメンバー3人による新作EP『the tripod e.p.2』がリリース、iTunesチャートで1位を獲得したm-flo。


そのEPのリリースを記念して、m-floの3人が3月9日(金)に☆Taku Takahashiがパーソナリティーを務めるラジオ番組「TCY Radio」にゲスト出演した。


放送では『the tripod e.p.2』リリースにあたり、プロモーションを通し気づいたこと、メンバーの人間的な成長、新曲についてのSNS批評に対するメンバーそれぞれの考えや意見などがOAされた。果たして彼らは今回どのようなことを語ったのか?  block.fmでしか聴けない☆Taku、LISA、VERBALの3人による貴重すぎるトークをどうぞ!!

TCY Radio | block.fm

https://block.fm/radios/1



☆Taku Takahashi(以下T):ついに新作、iTunesリリースされるんだけど、まずLISAさん。なんか緊張することってありますか?


LISA(以下L): 緊張することというよりかとにかく早く、このリリースまでちょっと長かった気がするので。だから早くそれが皆さんのもとに行き、みんながその歌を覚えてくれ、そして私たちライブして一緒に歌いたいなって。I’m just excited。


T:VERBALさん、リリースまで何か考えることがありますか? どうだろう? 今、LISAが長かったっていう意見がありますけど。俺は結構実は珍しく緊張してるんですよ。


VERBAL(以下V):リリースに向けて?


L:それ何?  I wanna know。どうしたの?


T: いや久しぶりだし。その中でチャレンジしてる曲を作ったと思うの。その曲がどう言う風に受け止められるかとか。


V:なるほどね。


L:シビアだね。


T:なんかね。あんま緊張しないタイプじゃん、俺。


L:そうだね。


T:緊張っていうかちょっとナーバスになってる。


L: そうなんだ、☆Takuちゃん。知らなかった。


T:このEPを作るのに色々ドラマがあったじゃない。僕らの中で。そうでもない?


V:まあドラマっていうか...。


L:感動はあったよね。例えばVERBALにヤッバァ〜とか。アガったよね。


V:確かにね。いろんなエピソードがあったって言うか。あと久しぶりのセッションだったじゃん?


L:そうね。色んなスタッフも関わってくれてねってことを思うと、やっぱりまたこのシチュエーションでもう1回やると思うと確かにどこかに緊張感がないっていったら嘘かもしれないね。どうかな? VERBALどう?


V:あんまり緊張っていうよりは全身全霊段出し尽くしたから後はなるようにしかならないかなんて。変な意味じゃなくて。


L:Exactly。


T:すごく良い意味だと思いますよ。


L: そのとおり。


V:やっぱり今の時点でうれしいのがやっぱり「No Question」 出した時にこういうの待ってましたみたいな風に言ってくれる人たちがいるからうれしいけど、やっぱ、もっとこうしたらいいのにとかそういう意見も聞いていきたいから。


今は多分「戻ってきてくれてありがとう」と思ってくれているファンの人たちがいてくれるフェーズかもしれないけどもうちょっとここからやっぱりm-floらしさを開拓するアルバム作ってくわけじゃない?


それのインスピレーションになるためにもっと色んなコンストラクティブクリティシズムというか。そういうのも欲しいなって思うし。


T:コンストラクティブクリティシズムは日本語に訳すと建設的な批評。


L: そうだね、VERBALはそういうのすごく大事にするよね。


T:そこは昔から変わってないよね。


L:私なんか「一切聞かねーぜ」って感じだもん。「m-flo style、shut up」って私は思ってるけどね。「I don’t care」って感じ。


V:今のLISAの顔みせたいな。


L: でもVERBAL、そこはやっぱりね、真面目。変わんない。そこは素敵なとこ。


T::おもしろいのはリリックで”へイターズの声聞こえません”って。


L:でもそれよっぽど私なんだよ。多分。


V:へイターなコメントは嫌だけどそれって建設的じゃないじゃん? お前のラップは何とかとかさ、いや別に好きじゃなかったら聴かなかったらいいとかじゃなくて、「もっと昔はこうだったのになんで昔みたいなこういう声質でできないんですか?」 とか言われたら、あーなるほどそういう人もいるんだとか思えるから。


L: ありがたいと思ってるんだよね。そこはかわいい。


T:愛のある批評だよね。


V: そうそう。愛のある批評だったらいくらちょっとズタズタにされてもなんか頑張れるっていうか。


L:大丈夫だよ、私がズタズタにしてあげるから。

V:すんのか(笑)


L:私、やっぱ真逆だからいいんじゃない?


T:ちょっとだけ広げてもいい? この話。クリティシズムだけじゃなくてメッセージとか。YouTubeでいろんなコメント出てます。二人は見てますか?


L:はい。私以外に見てます。見ないように見ないようにしてたんだけどもちょっと見るようになった。怖いこと言ってる人もいたし、なんか怖くなったけど「何か言ってろ」って感じ。


V::今回怖いこと言ってる人いた?


L:あとなんかね、私のこのボウズの話。うちらあんまりこの話しないじゃん? 私が頑張って頭かっ剃ったやつ。そしたらさ、またなんか泣かれたいの?みたいな感じで、なんかごめんなさい的に泣かれてないの? とか、この人何って言ったんだっけな? イケてねーじゃなくてね。なんかね、ウゼーとかそんなことをほざかれたんだよ。


T:へぇー。


L:私からしたらこの人、私がどんなつもりでこれをやったかも分からなければ、私はあくまでこれを芸術として行っているわけであって、ごめんなさいっていう理由でやってないわけじゃん?


でもその人はそういうことを知らなくて言っててさ、ウゼーみたいなこと言われて。あっ、こういうこと言う人もやっぱいるんだなと。あとその他諸々いっぱいあるけど。


T:どっちの方が大きかったですか? 喜んでるコメントと。


L:うん、やっぱり喜んで頂いているコメントの方が大きかったし。でも、やっぱり☆Takuちゃんね、私、見たか見てないかって質問に関しては、私は「見たよ」って言うけど私、やっぱり今後一切見たくない。


T:なるほどね。


L:I have to get back。ちょっとやっぱ、私らしく知らない、世の中何っているか関係ないって私でいなきゃいけないから。


T:もう”Feel”ですよね。


L: うん。もうはっきり言って見てない。その一発ボウズのことでm-floのことブーブー言ってる馬鹿野郎がいたから私、もう一生見ねえって感じ。やっぱりこういうのは探ってはいけないって。


V:でもさ、そういうコメントするってさ、俺さっき何が言いたかったかって言うと、ポジティブなことばっかだと本物じゃないって思うの。ネガティブなことも言われた方がさ、なんていうの? リアクションするわけじゃん?


俺ね、申し訳ないけど、例えばInstagramもそうだし、YouTubeもなんだけどコメント書くのって相当なカロリーじゃん? 変な意味じゃなくて軽いことだったり、LINEを交わすとかだったら


T:友達ととかだったりね。


V:そう、世界中が見れるさ、プラットフォームになんかアップするってよっぽどのこと言わないとって思うから。俺、この人嫌だな、書いてやろうとか、めんどくさくてしないわ。わざわざ書くって行為がめんどくさい。だからその人たちは俺の中では1周してファンなんだと思うんだよね。


L:なるほど。


V:だって俺、嫌いなグループチェックしないし。むしろ意識しなくない?


L:あっ、でもあなたたちはそういった意味では強いと思う。ハートもマインドも。


T:でも俺、LISAに近くて。例えば5万個の良いコメントがあったとして、その中に1個嫌なコメントあったら、その嫌なコメント1日引きずっちゃうタイプ、俺。


L:いや、だから私はやっぱ、m-floの中で一番恐竜らしい。もう恐竜っていうか、I just stay back & I just stay analogで。私、多分それでいいんだよ。


T:VERBALは結構さ、 YouTube のコメントチェックすること今回できました?「No Question」のビデオとか。


V:あのね、まとめて見る派かな。毎日っていうより、気づいたらあっ、ちょっとどんな感じかなって見てて。なんかポジティブな感じの印象だったけどね。違う?


T:いや、すごいポジティブフィードバック多いですよ。いいね! 数も多いですし。Down voteってなんか0.1%ぐらいとかすごい少ないし。


L:ふーん。


T:すごい評価をしてもらえてるっていう状況だけど。あのそういったものはよくチェックしてる?


V:いや、あのね俺、Takuにいつもこれ突っ込まれるんだけど、意外と俺 Twitter とか Instagramとか使ってるけど使い方をあんまりわかってないから。まとめてこれっていいね! 自分も押せんだとか、なんか今更気づいたりとか。


L: 全部知ってそうなのにね。


V:コメントも読むときと全く読まない時があって。読む時は全部じっくりちょっとチェックしてありがたいなとか思ってまとめて見るんだけど、全く見ないスパン、それがいきなり1ヶ月続いたりとかそういうのあるからさ。


たまにTwitterで何か会話を求められてるのに完全にミスって、俺スルーした人みたいですげー申し訳ないと。


T:ああ、2週間後くらいに気づくやつね。


V:そうそう。そう言うやつ。俺、そういう人なの。だからまとめて見てありがたいなと思う人、俺。


T:てか、メンバー同士でもTwitterスルーされるくらいですから。皆さんスルーされてるわけじゃないですよっていう。


V:そう、あとから見てありがたいって思うけど、今からレスしてももう遅えし、タイムリーじゃないよっていう。そう言う人です。


T:でもチェックはする?


V:チェックはします。


(続く) 【独占インタビュー】m-flo、『the tripod e.p.2』で見えたお互いの過去と成長を語る https://block.fm/news/m_flo_tcy_radio_interview1 【独占インタビュー】m-flo、新曲「No Question」秘話とSNSの愛ある批評を語る https://block.fm/news/m_flo_tcy_radio_interview2 【独占インタビュー】m-flo、次回作とインスピレーションについて語る https://block.fm/news/m_flo_tcy_radio_interview3



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Written by Jun Fukunaga


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