昨年、Beatportに買収されたことでも話題になったLoopmastersが、クラウドサンプリングサービス「Loopcloud」の最新アップデート版となる「Loopcloud 6」を発表した。
新たにAI検索テクノロジーが搭載された「Loopcloud 6」では、bpmやキーだけではなく、音色、ステレオワイド、レングス、スイング感、リズムの密度などでもサンプルの検索が可能になったことで、制作中のプロジェクトにマッチしたサンプルをより簡単に見つけることができるようになった。
さらに「Find Harmonic Matches」、「Find Rhythmic Matches」「Find Similar Sounds」機能では、ハーモニー、リズム、似ているサウンドをLoopcloudのライブラリだけでなく、ユーザーのライブラリコレクションでも検索可能に。ソースサウンドとシームレスに動作するサンプルやループを検索することができるため、よりサンプルやループのマッチング精度が上昇している。
ほかにも「Loopcloud 6」にはTonebox、EQ、コンプレッサーの3つの新しいFXが追加。この機能ではそれぞれ、購入する前にサンプルにエフェクトをかけてエフェクト処理の音を確認できるため、ユーザーは新しいエフェクト処理のアイデアを購入する必要なく試すことができる。また、新しいエクスポートオプションでは、オリジナルファイルのみ、オリジナルファイルとエフェクト処理済みバージョンの両方、分離したファイルなども用意されている。
Loopcloudは、月額795円から利用可能で30日間の無料トライアル期間も設けられている。詳細が気になった人はこちらのリンク先でチェックしてみよう!
written by Jun Fukunaga
Source:
https://www.loopcloudsound.jp//loopcloud-version-6
photo: Loopcloud