R&Bだけでなくヒップホップシーンからも人気のあるシンガー、Keyshia Cole(キーシャ・コール)が自身のTwitter上にて突然の引退宣言をアナウンスした。
アーティストの引退といえば話半分に聞いておかないと撤回の可能性も高いものだが、「私は嘘は言わない」と引退宣言と同時に撤回する意思のないことを表明。2000年代を代表するR&Bシンガーとして活躍してきただけに残念なニュースだ。
突然の発表はTwitterにてファンとのやり取りからアナウンスされたもの。それだけに半信半疑ではあるが、彼女のファンアカウントから「まだ引退するタイミングではない」とリプライされると「私は嘘はつかないの」と投稿。しかし「まだライブしてない曲がある」と指摘されると「引退は新曲をリリースしなくなる」という意味で、パフォーマンス自体は続けていくつもりのようだ。
Keyshia Coleは現在8枚目のアルバムを制作中と伝えられており、2月にはオンライン・ライヴ・バトル『Verzuz』にて同じ世代を代表するシンガーのAshanti(アシャンティ)と対決、合わせてニューシングル「I Don't Wanna Be in Love」をリリースしたばかりだった。
女性としての生き様を儚く歌う声は日本でも根強いファンが多く、次なるアルバムが引退作となれば悲しむファンも多いだろう。
Keyshia ColeはR&Bシンガーとしてグラミー賞のノミネートもされてきた人気アーティストだが、ラッパーの曲にフィーチャリングで参加した人気曲も多い。Kanye West(カニエ・ウェスト)との「Crack Music」、Diddy(ディディ)との「Last Night」、Young Jeezy(ヤング・ジージー)との「Dreamin」はその代表曲と言えるだろう。
逆に自身の曲では2 Pac(2・パック)の未発表ボーカルを使用した「Playa Cardz Right」、The Notorious B.I.G.(ノトーリアス・BIG)をサンプリングした「Let It Go」などもリリースしてきた。2000年代は特にR&Bとヒップホップのクロスオーバー作品が豊富で、その代表的なシンガーとして活躍してきたのがKeyshia Coleだ。
引退は残念だが、アルバムを楽しみにしたい。引退の理由を聞かれたKeyshia Coleは「私の子供たち」と答えている。
written by BsideNews
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https://www.complex.com/music/keyshia-cole-announces-retirement/keyshia-cole-retirement-1
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https://www.youtube.com/watch?v=POkQXeTv7-4