Jun Inagawa(ジュン イナガワ)がAWAでプレイリスト『OTAKUが聴く破壊音頭OST集』を公開した。
19歳にして、FUCKING AWESOME(ファッキンオーサム)、Supreme(シュプリーム)、DIESEL(ディーゼル)、VLONE(ヴィーロン)、Paradis3(パラダイス)などのファッションブランドへのデザイン提供や、Kvi Baba(クビババ)、BiSH(ビッシュ)、MIYACHI(ミヤチ)などのアーティストのジャケットデザインを手がける気鋭アーティストJUN INAGAWAがAWAでオリジナルのプレイリスト『OTAKUが聴く破壊音頭OST集』を公開。
今年3月には、DIESEL ART GALLERYにて初の個展「魔法少女DESTROYERS(萌)」を開催し、成功を収めている。“萌え”とストリートカルチャーを融合させた作風は多方面で注目を集めながら、現在は漫画家を目指し活動中。渡辺志帆、DJ YANATAKEによるblock.fmプログラム『INSIDE OUT』にもゲストとして登場している。そんなJun Inagawaが描き下ろしのアートワークに合わせた選曲を行ったというプレイリストが『OTAKUが聴く破壊音頭OST集』である。
image:Jun Inagawa
Jun Inagawaは
「イメージが魔法少女アナーキーちゃんのプレイリストなんです。そこでアナーキーちゃんがデストロイ(戦う)するときに聴いてる曲をイメージして描きました。破壊音頭です! 」
と、描き下ろしアートワークのコンセプトについてコメントしているように、 木村カエラが三次元で再現したPINKUちゃんと並び、Jun Inagawaのアイコニックなキャラクターのひとりである、アナーキーちゃんをフィーチャーしている。
続けて
「僕のキャラクターたちの世界観、ストーリーにあった音楽を選びました。作業してるときにも聴いてますが、描く絵によって曲が変わるので、かなりカオスですね。実際に今まで聴いてきた曲や作業してるときに聴く曲、トイレしてるときに聴く曲、現実逃避するときに聴く曲、全てかき集めてみました。このプレイリストを見ると、僕ってごちゃごちゃだなと思いました(笑)。でも、良いバランスになってると思います」
と選曲について語っている。
Gorillaz(ゴリラズ)、A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)、Kanye West(カニエ・ウエスト)から『進撃の巨人』、『キルラキル』、『青の祓魔師』『戦国BASARA』といった人気アニメの劇伴を手がける作曲家、澤野弘之(さわのひろゆき)まで。さらにはBiSH、ORIGINAL LOVE(オリジナルラブ)、さまざまなかたちでメディアミックスされる人気コンテンツ『ラブライブ! 』のプロジェクトから生まれたユニットμ's(ミューズ)をピックアップするなど、ジャンルにとらわれないカオティックな選曲が、Jun Inagawaとその作風をそのまま物語っている。
魔法少女アナーキーちゃんに鼓膜をデストロイされるプレイリストは下記から聴くことができる。
▶『OTAKUが聴く破壊音頭OST集』
https://mf.awa.fm/2Xys9oH
written by Tomohisa“Tomy”Mochizuki
photo:AWA