ジャマイカと聞いてレゲエを思い浮かべる人は多くても、ジャマイカ料理と言われて、どんな料理があるのかご存知だろうか? ジャマイカの代表的な料理としてジャークチキンが挙げられるが、せいぜい居酒屋の一品メニュー程度の位置付けに過ぎないのでは。ここでは渋谷でジャークチキン以外にもジャマイカ料理が食べられる店をご紹介!
ジャマイカ料理の代表的な料理として挙げられるのが「ジャーク」という調理法である。ジャークとは、数種類のジャークスパイスにつけ込んで焼いた料理で、チキンの他、ポークやソーセージなどもある。ジャークスパイスは、ジャマイカのあらゆる料理に使われる。つけ込むだけで簡単にできる、ジャークシーズニングも多数販売されている。
その他の代表的な料理として、アキーというフルーツと塩漬けのタラが使われた「アキーアンドソルトフィッシュ」ヤギ肉や鶏肉のカレー(カリー)鶏肉や豚肉の煮込み(ステュー)フライドチキンにフライドフィッシュ、豆の入ったご飯「ライピー」薄力粉とコーンミールで作られたドーナツのような「フェスティバル」などがあげられる。
2011年に池袋から渋谷の道玄坂に移転した「グッドウッドテラス」は、渋谷駅から歩いて7分ほど。営業時間はランチが午後12時から午後4時、ディナーが午後5時から深夜2時半まで。第一日曜日が定休日となっている。
ジャマイカ人のシェフが手がける料理とあって、期待も高まるこちらのお店では、看板メニューのジャークチキンは、オリジナル配合のジャークスパイスを使い、ドラム缶で豪快に仕上げられる本場仕込みの逸品だ。
ランチでは、ジャークチキンやポークとライピーのセットメニューの他、オリジナルのバンズでジャークチキンをはさんだバーガーやサンドイッチ、カリーチキン・ブラウンシチュー・アキー&ソルトフィシュの3種類から選べるセットメニューのラインナップ。
他にも単品メニューとして、エスコビッチフィッシュ、ブラウンシチューチキン、アイタルシチューなど、ジャマイカ料理の代表的なメニューがそろっている。
午後5時からは都内で活躍するセレクター/DJ達のイベントも行われているので、ジャマイカンミュージック好きにもおすすめ。
ジャマイカ料理だけでなく、水タバコや一般的なダイニングメニューもあるズーホは、渋谷駅から歩いて約7分。営業時間は平日と日祝祭日前が午後6時から午前5時、日祝祭日は午後6時から午前0時まで、年中無休となっている。お店の1番人気メニューは、やはりジャークチキン。
平日には、午前11時半から午後3時までランチ営業もやっている。人気のジャークチキンをはじめ、エスコビッチフィッシュ(フライドフィッシュ)やアキー&ソルトフィッシュなど、定番のジャマイカンフード8品が、ライス・サラダ・スープ・ドリンク付きのボリュームで1000円前後にて提供されている。
夜には、ジャマイカビールやラム、オリジナルカクテルなど、ジャマイカ料理と相性抜群のアルコールメニューもそろっており、昼夜問わず楽しめるレストランだ。
最後にジャマイカ料理専門の店ではなくても、ジャークチキンなら食べられる店をご紹介。メニュー名は違うものの、店によってスパイスの配合が異なるので、それぞれの味わいが楽しめるはず。
2011年にリニューアルされた「T.G.I FRIDAYS 渋谷神南店」は、ニューヨークテイストでお馴染みのポップなステーキバル。アメリカンでボリューミーなメニューが豊富な中、ジャマイカン・チミチュリチキンもメニューの一部に。フルーティーなパイナップルサルサがそえられたチキンは、すごいボリュームながらもムネ肉なのでヘルシーな一品。
「トム ボーイ カフェ 渋谷円山町店」は、イタリアンを中心に、スペイン料理やタイ料理などの多国籍なメニューがそろうカフェレストラン。ジャマイカン・スパイシージャークチキンは、ご飯はもちろんお酒とも相性抜群。ジャマイカ料理だけでなく、他の国の料理もいろいろ食べたいという人におすすめ。
written by 編集部
photo: twitter, www.zu-ho-jamaican.com