ホラー映画『IT』続編が明らかに？！

昨年、日本でもリメイクとして公開された、スティーブン・キング原作のホラー映画『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』。

80年代愛が驚くほど詰まった前作では、スクールカーストの最底辺にいるルーザーズクラブの少年達が見えない「It（それ）」に立ち向かっていくストーリーになっている。「Netflix」であらゆる人をビンジウォッチング（ストリーミングされた瞬間に全てを見てしまうという行為）させた話題のSFドラマ作品『ストレンジャー・シングス』の主人公マイク役のフィン・ウルフハード君もかなりお下劣なキャラのリッチー役として出演している。

さてこの『IT』、実は次回作も決まっていて現在キャストに交渉中だそうだ。

次回作は大人に成長したルーザーズクラブの物語になるようだ。要するに前作の「IT」のキャラは全員一新される模様。

『IT』続編にはジェシカ・チャステインが主演

現在、『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』続編へ公式に出演が決定しているのは、2012年にキャスリン・ビグロー監督が撮影したウサーマ・ビン・ラーディンの殺害を描いた戦争大作映画「ゼロダークサーティ」でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したジェシカ・チャスティン（Jessica Chastain）。彼女はルーザーズクラブ唯一の女の子で、2017年版ではソフィア・リリス（Sophia Lillis）が演じたベヴァリーの成人役を演じる模様だ。

またルーザーズクラブのリーダー、ビルの成人役には映画『X-MEN』シリーズのチャールズ・エグゼビア役で知られるスコットランド人俳優ジェームズ・マカヴォイ（James McAvoy）、お下劣なキャラのリッチー役には、映画『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』のドロイド「BB-8」の声としてクレジットされるコメディ俳優ビル・ヘイダー（Bill Hader）が出演することになっている。

フィン・ウルフバード君のInstagramに興味深い投稿が

これは『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』リッチー役フィン・ウルフハードがInstagramに投稿した画像だ。ビル・ヘイダーの『IT』出演をほのめかしいるような投稿である。しかもタグにはしっかりと「#ITmovie」とある。

それもそのはず、『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』続編のキャスティングは前作の子役達の希望を募っているいるそうだ。

その他にはエディ役のジャック・ディラン・グレイザー（Jack Dylan Grazer）の希望はジェイク・ジレンホール（Jake Gyllenhaal）、ベン役のジェレミー・レイ・テイラー（Jeremy Ray Taylor）の希望はクリス・プラット（Chris Pratt）、スタンリー役のワイアット・オレフ（Wyatt Oleff）はジョセフ・ゴードン＝レビット（Joseph Gordon-Levitt）。

マイク役のチョーズン・ジェイコブス（Chosen Jacobs）に至っては、映画『ブラックパンサー』の主人公役を務めたチャドウィック・ボーズマン（Chadwick Boseman）だそうだ。

顔ぶれを見ているだけで正直悪役のペニーワイズ（クラウン）に勝ててしまうんじゃないかと思うほどだ。みんなの希望通りになるのを祈ってもう一回『IT／イット』を見直してみるのもいいかも。それにしてもキャスティング希望のセンスが普通にプロデューサーが決めるよりあるんじゃないかなって思う。

Written by Chihaya Nishio 

source：http://www.nme.com/blogs/the-movies-blog/it-2-film-release-date-casting-trailer-2139755

https://www.cinemablend.com/news/1696799/who-the-young-it-stars-want-to-play-the-adult-versions-of-their-characters

photo: YouTube