2016年には日本デビューも! 韓国系バンド・HYUKOH(ヒョゴ)を紹介

日本ではMr.Childrenと同じレコード会社に所属し、サマソニにも出演
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2018.08.26 04:30

日本デビューを果たした4人組韓国系バンド


韓国系バンド・HYUKOH(ヒョゴ)は2014年にデビューして以来、素晴らしい曲と歌詞を武器に韓国・日本での人気を獲得。そして、2016年にはMr.Childrenも所属するTOY'S FACTORYと契約し、2017年に1stフルアルバム『23』をリリースした。そんな彼らの軌跡を紹介する。





曲も歌詞も素晴らしい! HYUKOHのプロフィール


HYUKOHとは、日本のバンドではなく4人の韓国人男性による韓国発祥のバンドで、曲だけでなく歌詞の良さが高く評価されている。メンバーを1人ずつ紹介していくと、まずこのバンドの中心的なメンバー(フロントマン)であるのがボーカル&ギターを担当するオ・ヒョク(Oh Hyuk)で、彼がこのバンドの歌詞・曲作りを手掛けている。そして、ギタリストがイム・ヒョンジェ(Lim Hyun-jae)、ベースがイム・ドンゴン(Im Dong-geon)、ドラムスがイ・インウ(Lee In-woo)以上4人にて構成される。ちなみに全員が1993年春から秋にかけての生まれで、2018年に25歳を迎える。



HYUKOHの結成とブレイクのきっかけ


HYUKOHの歌詞・曲を手掛けている中心的なメンバーのオ・ヒョクは、もともとは親の仕事の都合で中国にて生まれた。しかし、中国国内の高校を卒業してから本格的な音楽活動を開始するために祖国の韓国に渡り、自身の名を冠したHyukohというメンバー1人のバンドを作る。そこにイム・ヒョンジェ、イム・ドンゴン、イ・インウの3人が加わって4ピースバンドにリニューアルされ、2014年秋に1st EP『20』をリリースした。そして、1st EP『20』にも収録されているシングル曲「Wi Ing Wi Ing」が韓国のシングルチャートで大ヒットを記録したことにより、デビューイヤーから大ブレイクを果たす。





2016年にはTOY'S FACTORYと契約!


2014年にデビューしたHYUKOHは、素晴らしい曲と歌詞を武器に、韓国にて特に配信分野で高い人気を誇るようになっていった。2015年春に発売した2nd EP作品『22』が大ヒットした事で韓国での人気はますます上がっていく。なお、2015年には韓国で開催される様々な音楽賞にて様々な賞にノミネートされたほか、その中で幾つかの賞を受賞している。


2016年夏には来日して「SUMMER SONIC 2016」に出演しライブを成功させたことで、日本のファンを多数獲得したのはもちろん、日本の音楽業界関係者に強いインパクトを残した。そんな中、Mr.Chldren、SEKAI NO OWARIなどが所属している事で有名な日本の大手レコード会社「TOY'S FACTORY」からのオファーを受け、所属契約を交わす。そして、HYUKOHのメンバー達は1stフルアルバム『23』の制作に入っていった。





1stフルアルバム『23』と人気曲


TOY'S FACTORYというレコード会社はMr.Children、SEKAI NO OWARIをはじめとして、様々な新人の才能を見抜いて契約し、成功に導いてきた。そんなTOY'S FACTORYが目をつけたバンドという事で、HYUKOHに高い注目が集まる中、制作期間を経て2017年春に『23』というアルバムが発売された。この『23』というアルバムは、曲名に英語やハングル文字だけでなく、オ・ヒョクが18歳まで中国に住んでいた事に関連して漢字が使用された曲も収録されている。歌詞に関しては、韓国語だけの曲、英語だけの曲のほか、韓国語と英語を織り交ぜた曲がある。


続いて、『23』収録の人気曲を紹介すると、2017年にシングルとしても発売された「TOMBOY」の人気が圧倒的に高い。人気がわかる数値としては、彼らの公式映像chにて2位の曲(『23』収録の「Wanli 万里」)のPV再生回数が約280万回であるのに対し、この曲のPVは1400万回以上再生されている。



photo: facebook


written by 編集部


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