DJミキサーとDJ用のヘッドホンを選ぶ際のおすすめポイント

DJ機材を購入する前に機能と選び方を知っておくのは大切
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2018.06.24 05:42


DJ機材を購入する前に機能と選び方を知っておくのは大切


本格的にDJを始めたいと考えているなら、DJミキサーにあるボタンやつまみはどんな意味があるか知っておくことをおすすめする。また、DJミキサーにつないで使うヘッドホンのことを知るのも大事だ。機材の特徴と選び方を知っておけば、自分が理想としているDJプレイに近づくことができる。


DJミキサーはどんな機材なのか


DJミキサーは、DJプレイの最中に曲をミックスするために使われている。曲と曲のつなぎ目を感じさせずに次の曲につなぐためのが、主な利用法だ。このミックスはDJミキサーのクロスフェーダーを使うことによって、行われる。たとえば左にフェーダーを動かせば左の曲だけが出力され、真ん中にフェーダーを動かすと両方のチャンネルの曲が混ざった状態で出力される。さらに、DJミキサーにはインプットフェーダーと呼ばれるフェーダーも存在しているのが特徴だ。縦軸に動かせるフェーダーであり、ボリュームをコントロールするために利用される。両方のフェーダーを上手く使って音を抜き差しすることで、曲をつないでいくのがDJの腕のみせどころだ。




DJミキサーについているつまみについて


ほとんどのDJミキサーには多くのつまみがついている。その中でも重要なツマミなのがイコライザー用のつまみであり、音質を変化させるために操作される。高温や低音など周波数帯ごとにつまみが用意されており会場の広さに合わせて曲全体のバランスを変化させたり、曲をスムーズにミックスするために操作するのが主な目的だ。

また、DJは曲をミックスするためにモニタリングをするが、これにはヘッドホンが使われる。モニターセクションには、このヘッドホンのボリュームを調整するためのツマミが用意されているのが特徴である。このような機能を活用して、音をコントロールするのがDJミキサーだ。




おすすめDJミキサーの選び方


DJプレイがどんなものなのかとりあえず確認してみたいという場合に、おすすめなのがアプリだ。実在するDJ機材がシミュレートされているので、触ってみることでどのように音が変化するのかを掴むことができる。アプリで操作感覚を掴んでより本格的な機材を使いたい場合は、機材を選ぶことになる。機材を初めて購入する場合は、クラブに設置されていることが多いメーカーのものがおすすめだ。なぜならば多くのDJはクラブにあらかじめ設置されているDJミキサーを利用して、音楽をプレイするからである。自宅でクラブにあるメーカーと同じDJミキサーの操作に慣れておくと、現場でもプレイしやすくなる。




また、クラブに用意されていることが多いメーカーの機材は耐久性に優れているので使いやすいのも魅力だ。さらに互換性にも優れていることが多いため、DJプレイの幅を広げていきたい場合も対応しやすくなっている。


DJ用のヘッドホンを選ぶ際のポイント




DJをするならDJミキサーと一緒に用意しておくことをおすすめするのが、DJ用のヘッドホンである。DJ用のヘッドホンは普段のリスニングで利用するヘッドホンとは違い、首にかけたり片耳のみをはずすなど頻繁に触ることが多い機材だ。そのため、負荷がかかりやすいハウジングとヘッドハンドの部分は丈夫になっているものを選ぶべきである。


また、DJプレイ中はストレートタイプのケーブルだとプレイの邪魔になるため、伸縮性のあるカールコードが採用されている。特に多くのDJミキサーはトップ面にヘッドホン用の出力が配置されているので、L字プラグタイプのヘッドホンがおすすめだ。


このようなDJ用のヘッドホンを選びで失敗したくないならば、店舗で装着感をたしかめてみるべきだ。おすすめなのが、自分が普段聴いている曲でチェックする方法である。スマートフォンなどに好きな曲を入れておきベースやバスドラムの音が聴き取りやすいか、サウンドチェックすると自分にあった機材をみつけられる。


Photo:https://pixabay.com/


Written by 編集部



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