映像技術の発展によって、自宅に居ながらにして映画館で鑑賞しているような感覚を味わえる製品が続々とリリースされている。そこで今回は、自宅で映画を観る際に役立つヘッドマウントディスプレイ(HMD)の情報をピックアップした。
ソニーの3D対応ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T3W」は、ヘッドマウントディスプレイの中でも特に人気があるモデルのひとつだ。専門知識が豊富な家電量販店のスタッフも太鼓判を押している。映画館と同等のスケール、約750インチのスクリーンを約20メートル離れた場所から鑑賞している感覚を味わえる。解像度がフルビジョンよりも低いものの、映像作品を満喫できる機能が豊富だ。アクションシーンでも映像に歪みやブレが生じにくい。ストレスを感じずに、迫力満点の映像を楽しめる。キャラクターが高速で動き回るゲームをプレイする際にも有用だ。ヘッドマウントディスプレイを装着することによって、ど派手な演出を満喫できる。
因みに、プロジェクターやテレビは設置作業に時間を要するが、ヘッドマウントディスプレイは即座に使用可能だ。装着すると機器が額にフィットし、違和感や不快感がない。長時間に渡って着けていた場合でも、不愉快な状態が発生しにくい。但し、ヘッドバンドを調節しておかなければ、装着している最中に下がってきてしまう。本体の前方に重心があることを理解し、最適なポジションを探そう。
装着時、目線を下に落とした時のみ、自身の手元・足元を確認できる。周囲が見えない状況になるため、無駄な情報が入ってこない。映画鑑賞に集中し、ストーリーを堪能できるアイテムだ。
スマートフォン用ヘッドマウントディスプレイは、リーズナブルな価格帯の製品が多い。気軽にVRを楽しみたい方におすすめだ。「EchoAMZ 3D VRゴーグル」は、スマートフォンに対応しているヘッドマウントディスプレイだ。高品質の樹脂レンズを用いているため、美しいVRコンテンツを堪能できる。映画鑑賞用を購入する前に、試してみてはどうだろう。
「ELECOMVRゴーグルP-VRG03」も初めてヘッドマウントディスプレイを買う方に適している。スマートフォン対応型のELECOMVRゴーグルP-VRG03は、持ち運びやすいコンパクトなサイズが大きな魅力だ。外出先で電車や友人を待っている間、VRやARを楽しめる。
「MOVERIO スマートグラスBT-200AV」は、EPSON社のヘッドマウントディスプレイだ。ヘッドセットが眼鏡のような形状のため、着け心地が自然だ。公共の場で装着した際、他者の目が気にならない。眼鏡を掛けるような感覚でヘッドセットを着けるだけで、目の前に大画面が出現する。いつでもどこでも迫力のある映像を満喫できるアイテムだ。イヤフォンをつけて前方に目線を向ければ、作品の世界に没頭して有意義な一時を過ごせる。自分自身が最もリラックスできる姿勢をとって、大好きな作品の数々を鑑賞しよう。
因みに、EPSON社が独自で開発したディスプレイを搭載することによって、鮮明な映像を実現させている。ハードディスクドライブに収録した映画だけでなく、スマートフォンに保存している映像も高画質で楽しむことが可能だ。ヘッドマウントディスプレイを装着している最中スクリーンしか見えない状態になるケースが一般的だが、MOVERIO スマートグラスBT-200AVは鑑賞を楽しみながら周りを視認できる。液晶パネルは、光学技術を駆使して開発したシースルータイプを採用している。育児や家事の合間の息抜きに映像を鑑賞する際にも、家の中の状況に目を配れるため安心だ。
また、重量が90グラス弱のコンパクトサイズのため、持ち運びに不便しない。外出先では、付属のキャリングケースに収納して大切に保管しよう。
written by 編集部
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