どうにか回復したい! 二日酔いの時におすすめの音楽4選

二日酔いには音楽が効く!?
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2018.10.20 06:30

二日酔いには音楽が効く!?


前の日にたくさんお酒を飲んで二日酔いの状態で次の日を迎えてしまい、ぼーっとした精神状態だとなかなか仕事に身が入らないものだ。そんな時は、目覚ましになるような音楽を聴くのが1番! 各ジャンルの中から二日酔いの時に聴く音楽として良い作品を紹介する。


サザンオールスターズ「希望の轍」


疾走感のある曲・テンションが上がる曲として、J-POPの歴史の中で特に人気が高いのがサザンオールスターズの「希望の轍」である。人気の度合いを示す数値としては、2008年に実施された大掛かりな人気曲アンケートにて「真夏の果実」に続いて第2位に輝いているほどだ。この曲はシングル発売された曲ではなく、桑田佳祐が監督を務めた1990年の映画『稲村ジェーン』のオリジナルサウンドトラックCDに収録されている。このサントラが大ヒットした事でアルバムの中の名曲として脚光を浴びるようになり、ライブでは必ずといっていいほど演奏する曲となった。


ライブでは、原由子によるピアノのイントロが流れはじめると、一瞬にして会場が大いに盛り上がり、演奏が終わる頃には会場の盛り上がり具合が最高潮に達する。そんな「希望の轍」は、二日酔い状態の目覚ましとして聴く音楽として最適だ。



Perfume「ポリリズム」


女性3人テクノポップユニット・Perfumeは広島・東京での下積みを経て2005年にメジャーデビューを果たした。しかし、なかなか売れることはできずにメンバーはいつ広島に帰されるかわからずに不安な日々を過ごしていた事で知られるが、2007年にようやくヒットに恵まれる。それがPerfumeの出世作となった「ポリリズム」で、この曲も聴いているだけでテンションが上がる曲として有名であり、ファンの間では1番人気となっている。


日本だけで人気があるわけではなく海外での人気も高く、アメリカの映画制作会社・ピクサーのスタッフ達に大変気に入られ、「カーズ2」劇中歌にも採用された。なお、ピクサーのアメリカ人スタッフ達も、この曲やPerfumeの音楽を聴いてテンションを上げながら「カーズ2」の制作に挑んでいた事を様々なメディアで語っている。そんな「ポリリズム」も二日酔い状態を解消したい場合に聴く音楽としておススメである。



Queen「Bohemian Rhapsody」


イギリスのロックバンド・Queen(クイーン)が1975年に発表した作品「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」はQueenの最高傑作と言われる。2002年にはギネス社が実施した20世紀の英国音楽最高のシングル曲を問う3万人アンケートにてビートルズの各名曲を上回ってこの曲が20世紀最高のシングル曲に選ばれた。


「Bohemian Rhapsody」はバラードパート・オペラパート・ロックパートの3パートから成る点が最大の特徴となっていて、静かなバラードパートからはじまる。その後、ダイナミックでテンションが上がると評判のオペラパートに突入し、オペラパートが終わるとロックパートに入り、最後にバラードパートで締めくくられる。特にオペラパートでのメンバー達のハモリのクオリティは秀逸で、洋楽の名曲の中でテンションが上がる曲として特に日本でも人気が高い。


この曲も、例えば二日酔いの状態の中でどうしてもやらなければならない仕事があるような時に聴く音楽として良いだろう。



テンションが上がるクラシック音楽も良い


最後に特定の曲ではなく音楽ジャンルでいうと、静かなタイプの曲ではなくテンションが上がるようなアップテンポのクラシック音楽を聴いてみるのもおすすめだ。具体的な曲名を挙げると、日本でもおなじみの曲で言えばショパンの「英雄ポロネーズ」がテンションが上がるアップテンポの曲として大変有名である。この曲はバイオリンなどの弦楽器ではなくピアノが主体の曲のため、ピアノの音色好きの人が聴く曲として特に良いだろう。


また、英雄ポロネーズを上回るアップテンポな曲で言うと、ビゼーの「カルメン」という曲も人気が高い。この曲は冒頭から様々な弦楽器・管楽器・打楽器が鳴り響く賑やかな曲である。だるくてどんな気分が気分が乗らない時でも、聴いただけで気分があがってくるようなパワーがあるため、この曲も二日酔いでだるい時に聴く曲として素晴らしいと言える。


written by 編集部


photo: pixabay


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