デビューから3年で世界的スターに!?GTAについて知ろう!

大学のパーティでDJしていたGTAが、なぜ世界的スターになったのか。その軌跡をたどる
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2018.05.05 04:11


キミは全世界の大型フェスに引っ張りだこのDJデュオ、GTAを知ってる?


大型クラブフェスを開催するにあたって、欠かすことのできないDJデュオが存在する。彼らの名はGTAだ。彼らは全世界の多くのDJ達のあこがれの的となっている、彼らの今までの経歴や幅広い活躍についてチェックしよう。




大学のパーティのDJが、世界的DJに!?


GTAはジュリオとマットからなるアメリカを中心に活動している男性二人組のDJデュオで、二人とも2017年の時点で27歳である。GTAという名前は「Good Times Ahead(未来に幸あれ)」の略となっている。彼らは共にアメリカはテキサス州にあるエル・パスで生まれ育った。二人の出会いはソーシャルネットワークによるものである。ソーシャルネットワークは人と人とをつなぐツールとして今や必要不可欠なものとなっているが、ソーシャルネットワークによって世界を席巻する音楽を作るグループが生まれるきっかけにもなっているのである。


二人が知り合ったのは2010年ごろのこと。すでに二人は地元のクラブでDJとしてプレイしていたのだが、同じくDJをしていた二人の共通の友人がマットに良い音楽を作っているジュリオのことを紹介する。すると興味を持ったマットの方からフェイスブックにてコンタクトをとってみたところ、お互い意気投合する。初めて会った日にはお互いの曲を共有しあい、次に会ったときにはすでに二人で作曲活動を開始している。よほど二人の相性が良かったのだろう。そして一緒に音楽活動をやらないかという話になり、GTAは誕生したのである。GTA結成直後は通っている大学のパーティーや、地元のバーなどでDJとして積極的にプレイをし、スキルを磨きながら大学在学中に自信が当時住んでいた寮の一室でプロデュースもおこなっている。




そして、2011年に発表した楽曲がレイドバック・ルークにサポートされたことによってアメリカ中から注目が集まり、さらにディプロからも一目置かれるようになると、GTAは時の人として知名度を一気に上げる。


そして2013年にはRising Musicから自身のメジャーデビュー作である「People Boots」を発表することとなる。彼らがGTAとしてDJデュオを結成し、メジャーデビューするまでの期間はわずか3年である。これだけのスピードで音楽シーンを駆け上がった例はあまり見られない。彼らのこのサクセスストーリーは多くのDJ達のあこがれの的となっているのである。


GTA & TJR - Mic Check


プロデュース活動も精力的におこなう


GTAはDJとして、自身の活動を精力的におこなう傍ら、他の多くのトップDJが行っているように他のアーティストへのプロデュースも精力的におこなっている。例えばリアーナとは彼らがリアーナのツアーをサポートする前からクラブで顔を合わせるほどの中であり、リアーナ自身も彼らの楽曲が好きで長時間プレイすることもあったりする縁もあって、彼女の楽曲の一つである「Bitch Better Have My Money」のリミックスを手掛けたりもしている。


Rihanna - Bitch Better Have My Money (GTA Remix)



その他にもGTAは世界的に有名な多くのアーティストのサポートアクトを務めており、そういった縁によって共演したアーティストに楽曲をプロデュースするなどしている。彼らが飛躍的に知名度を上げた要因として有名アーティストのサポートアクトをする機会に恵まれていたことは大きいのではないだろうか。


Destructo - Party Up feat. YG (GTA Remix)



ソロとしても活躍中


GTAのマットとジュリオはそれぞれがソロとしても活躍している。元々はそれぞれ個々で活躍していたこともあって、ソロプロジェクトで発表される楽曲はGTAの時とは雰囲気がガラリと変わり、違った楽しみ方が出来るのだ。彼らGTAはデュオとしても、ソロとしてもこれからもクラブミュージックシーンを盛り上げてくれるだろう。



Photo: https://www.facebook.com/WeAreGTA/

Written by 編集部



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