ラッパーとして、DJとして、世界中のフロアを揺らす男、Getter(ゲッター)

Getterがラッパーだったって知ってた!?
SHARE
2018.05.29 08:06

ラッパーとしても活躍中のGetter




GetterはDJや音楽プロデューサーとしての活躍が特に注目されているが、実はラッパーとしても活動している。まだ24歳と若いだけに今後のさらなる成長が楽しみな人物だ。そんなGetterについてご紹介しよう。



わずか16歳から音楽のプロデュースを始める


Getterは子供の頃から絵を描く事や音楽といった芸術に触れる事が好きだった。そんな彼は16歳になると、趣味の中でも特に好きで得意だった音楽を本格的に楽しむようになる。プロデュースを自分で行なうようになり、自ら製作した曲や憧れのラッパーの曲をリミックスして音楽サイトに投稿するようになった。それ以前はどちらかというとメタルを好んでおり、友達とバンドを組んでドラムやギターを担当していたのだ。しかしエレクトロミュージックに出会うと、自分一人で自由に曲を作れるという自由さに魅かれてプロデュースをするようになったのである。




17歳頃になると、アメリカ各地を訪れてDJとしての腕を磨いていたGetterだが、19歳の誕生日にLAへ引越し、友達の家で寝泊りさせてもらいながら曲をサイトにアップする日々を送るようになる。彼のDJ修行時代はまさに苦難の連続だったと言えるだろう。DJとして活動していても、その才能が全く正しく評価されていないと言われていたのだ。そしてLAに移動してからようやく注目を徐々にされるようになり、「Ultragore Recordings」や「Tuff Love Dubs」などのレーベルから曲を出せる状態になるのである。





Getterのラッパーとしての名前は「Terror Reid」


GetterはDJとして活躍している事で有名だが、ラッパーとしても2017年より本格的にスタートしている。Getterは2017年の3月に自身のレーベル「Shred Collective」を立ち上げている。ラッパーとして新たにリリースしたのが「Uppercuts」という曲である。ちなみにラッパーとしての名前はTerror Reid(テラー・レイド)という。彼の本名はタナー・ペチューラというので、この名はラッパーとして付けた芸名という事になる。公開されたMV内では仮面をつけたGetterがラッパーとして曲を披露しているわけだが、彼曰く、この曲で歌っているラッパーはあくまでもTerror Reidであり、Getterではないというのだ。彼はあくまでもTerror Reidの曲をプロデュースしただけという設定にしているのである。MVの中でもTerror Reid本人はパーカーの帽子も被り、映像で目や口元を光らすなどして本人の顔がはっきりとわからないように工夫されている。ラッパーとしての曲を出してから、GetterはイベントなどにもTerror Reidとして参加している。




ファッションブランドも持っている


Terror Reidというラッパーとして活躍するGetterだが、Marshmelloとコンビを組んでファッションブランドも展開している。それぞれに公式アパレルブランド名があり、Getterのブランドの名前は「Trippy Burger」というものだ。すでにあるメーカーなどのロゴをGetter用語とも言える「SUH DUDE」という言葉に置き換えているTシャツが有名だ。彼らのブランドの服は可愛いと評判になっており、完売されて再入荷された物も少なくないのである。ロゴを変えたものだけではなく、彼ならではと言えるようなキャラクターデザインの服もあり、販売されている。ちなみにレディースブランドもあり、そちらはGetterのGFであるAveryに任せているようである。Averyはモデルとして主に活躍しているが、Getter同様にラッパーとしての顔もあるので、彼とはとても気が合うようだ。日本でも輸入されて販売されている事があるので、Getterのファンは特に要チェックだ。


Photo: https://www.facebook.com/getterofficial/


Written by 編集部



SHARE