El Farsanteで完全にブレイクしたOzunaを紹介!

新たな新星が登場
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2018.08.16 03:30

新たな新星が登場


音楽界に新たな新星が登場した。プエルトリコ出身のアーティストのOzuna(オズナ)だ。これまで数々のヒット曲を売り出してきた彼が満を持してRomeo Santos(ロメオ・サントス)とのコラボ楽曲である「El Farsante」を2018年1月にリリースした。そんな彼をおすすめ曲とともに紹介していく。




Ozunaの生まれから最近の活動まで


Ozunaはプエルトリコのサンファンで生まれたラテンシンガーだ。もともと音楽には興味を持っていなかったがひょんなことから音楽に目覚めて12歳で歌にはまり始めた。そして、歌を歌うだけでなく作曲にも取り組んだ。Ozunaは2012年にデビューして、2014年にレコード会社と契約を締結。この頃からYouTubeを中心とした動画投稿サイトに自作の楽曲をアップロードし始めた。Ozunaが作る楽曲全般に言えることだが、アップテンポのものが多く、若者の気持ちを代弁した歌詞とそのソウルフルな歌い方にたくさんのリスナーが魅了されている。


2016年にリリースした「La Ocasión」で一挙に注目されるようになり、この楽曲はDe La Ghetto(デ・ラ・ゲットー)DJ Luian(DJ・ルイアン)Mambo Kingz(マンボ・キングス)などのOzunaの地元の有力者のバックアップもあって大ヒットした。ここにおいてラテンミュージック界に若きスターが誕生することになったのである。そして、同じくプエルトリコ出身のラッパーであるDaddy Yankee(ダディー・ヤンキー)やYandel(ヤンデル)といったラテンヒップホップの最前線で活躍しているアーティストともコラボを果たして、これまでよりも音楽活動の幅を広げていった。


Ozunaは2017年にリリースした「Criminal」と「Se Preparo」はラテンチャートでトップを記録しており、同年4月に日本に来日して「Una Flor」の曲のMVが撮影された。同年7月にはニューシングルの「El Farsante」のMVが公開。この「El Farsante」はバチャータアーティストのRomeo Santosが参加していて、ファーストフルアルバム『Odisea』にも収録されている。そして、これが爆発的なヒットを生み出してブレイクに完全に火がついたのだ。


2018年にはSony Music Latinと契約したり、トヨタのカローラのCMにも出ているなど日本でも活躍している。そして、ビルボードのラテンチャートのHot Latin SongでOzunaが手がけた楽曲が8曲もチャートインした。これはJuan Gabriel(フアン・ガブリエル)とJoan Sebastian(ジョアン・セバスチャン)以来の快挙だ。



「El Farsante」をはじめとするおすすめ楽曲を紹介


Ozunaのおすすめ楽曲を紹介していく。まずは最新のシングルである「El Farsante」だ。この「El Farsante」はレゲトン色をメイン軸にしながら、TWERKやTRAPといった異なる音楽的要素が散りばめられている。新たなラテンヒップホップのスタイルを象徴するような楽曲になっている。2012年のデビューからおよそ60枚以上ものシングル曲やコラボ曲を作り出してきたOzunaならではの独創的な音楽になっている。


また、「Sobredosis」もおすすめだ。「El Farsante」でコラボしたRomeo Santosも参加している。さらに、日本でそのミュージックビデオを撮影したという「Una Flor」も忘れてはいけない楽曲だろう。それから、2017年12月にリリースされたシングル「La Modelo」は、ビルボードのシングル・チャートHOT100で見事に1位を記録したCardi B(カーディー・B)とコラボした曲としても知られる。


他にも、Wisin feat Ozunaとのコラボである「Escacapate conmigo」も聴いてみて損はないだろう。YouTubeにアップロードされると再生回数が8億回を超えるヒットを記録した。ビルボードのラテンエアプレイチャートで1位を獲得している。歌を最初から最後まで聴いているととてもノリが良いのだが、サビの部分はゆったりとしたリズムになり、その対照性が聴いていてとても気持ちいい。





photo: https://www.facebook.com/pg/ozunapr/photos/?ref=page_internal


written by 編集部

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