EDM初心者は抑えておきたい!! EDMに続く人気ジャンルを一挙ご紹介!!

次に流行るのは何!?EDMに続くトレンドをチェック!!
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2018.06.24 09:25


EDMの中にも様々なジャンルがある


日本でも流行中のEDMだが、中にはいまいちどういった音楽なのか把握できていないという方も多いのではないだろうか。EDMには、ドラムンベースやトラップ&ダブステップなどいくつかのジャンルが存在する。今回は、そんなEDMのジャンルについて詳しく解説していこう。


解放感のあるサウンドが特徴のトロピカルハウス



EDMの代表的なサブジャンルの一つが、TROPICAL HOUSE(トロピカルハウス)である。トロピカルハウスは、フューチャーハウスと共に派生したジャンルの一つで、リゾート的な解放感のあるサウンドが特徴だ。テンポはだいたい100から120程度の楽曲が多く、比較的ゆったりとした物が多い。このジャンルを得意としているアーティストも多く、ノルウェー出身のDJ「カイゴ」もその一人だ。カイゴはアフィーちーの秘蔵っ子としてデビューし、今までに数多くのリミックスを手がけている。マーヴィン・ゲイの「Sexual Healing」のリミックスを手がけた事でも有名だ。ノーベル平和賞のコンサートでパフォーマンスを行うなど、ダンスミュージックの枠を超えて活躍中である。他にもサム・フェルドやマトマなどがトロピカルハウスのシーンで人気となっている。


様々なジャンルと相性の良いドラムンベース



DRUM & BASS(ドラムンベース)は、90年台にイギリスで生まれたジャンルである。テンポが170前後と速いスピード、ブレイクビーツを使った複雑なサウンドが特徴。最近はヒップホップやロックなどで取り入れられ、EDMでも良く使われているサブジャンルだ。スピード感あるサウンドがEDMとも相性が良く、フェスでも大きな盛り上がりを見せる。大人気ユニット「シグマ」も、ドラムンベースを上手く取り入れている。


シグマは2014年に発表した「Nobody To Love」が世界的に大ヒットし、その後も多くのリミックスやヒット曲を生み出している。ドラムンベースを聞きたいなら、まず抑えておきたいユニットだ。他には人気プロデューサーの「ネットスカイ」も聞いてみると良いだろう。ドラムンベースのトップレーベルである「HOSPITAL」からデビューしたアーティストで、ダイナミックなライブで多くの観客を魅了している。


2000年代にイギリスで誕生したダブステップ



ダブステップは、2000年代にイギリスで誕生したジャンルだ。アンダーグラウンドミュージックの一つで、テンポはだいたい140前後の楽曲が多い。低音を揺らすサウンドが特徴で、EDMとの相性も非常に良い。ヒップホップとダブステップを融合させた楽曲も多く、ヒットチャートを賑わせている。イギリスからアメリカへ移ったダブステップは、ブローステップというサブジャンルにも派生している。ダブステップを聞きたいなら、まず抑えておきたいのが「スクリレックス」だ。スクリレックスはグラミー賞を受賞した有名なプロデューサーで、EDMシーンで大活躍している。ジャスティン・ビーバーのプロデュースでも有名で、アメリカのポップシーンへ多大な影響を与えた。他にも「Yellow Claw」や「JACKU」などもダブステップで有名なアーティストだ。


全米で急速に広がっている「トワーク」



TWERK(トワーク)は、ヒップホップと融合したサブジャンルの一つで、90から110程度の比較的ゆったりとしたテンポのジャンルだ。おしりを激しく振るダンスが特徴的で、ダンスミュージックのシーンでは絶大な人気を誇る。ダンスミュージック以外でも、全米のティーンやポップスターの間で急速に広がっているジャンルだ。ミュージックシーンに多大な影響を与えている「ディプロ」も、トワークの先駆者的人物の一人だ。彼が発表した「Express Yourself」という楽曲のPVで取り入れられた、トワークのダンスから一気にこのジャンルの人気が広まったとも言われている。


Photo: https://www.pexels.com/search/dj/


Written by 編集部


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