ダンキン・ドーナツの謎の新商品「ドーナツ・フライ」はお菓子か、ファーストフードか?

アメリカでは大定番のドーナツチェーン店のダンキン・ドーナツがボストンにて新商品を限定販売!! 5本で2ドルの安さに早くも大人気!!
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2018.04.11 11:00

ダンキン・ドーナツが新商品をリリース!!

世界1万1300店で展開されるドーナツショップの「ダンキン・ドーナツ」というと日本では馴染みがないが、アメリカでは定番中の定番。特に東海岸ではマクドナルドよりも店舗数の多い地域もあるほど!! そのダンキン・ドーナツがアメリカで「ドーナツ・フライ」という奇妙な新商品を発表。価格は5本入って2ドルとついつい買ってしまいそうだ!!




まずはボストンにある数店舗限定でのお試し販売の模様。「2ドルメニュー」として低価格でファーストフード風なメニューが並び、「チキン・テンダー」「チーズ&グリル」「プレッツェル」ほか数商品も加わっている。




日本のダンキン・ドーナツ

残念ながらダンキン・ドーナツは現在日本では米軍基地内の店舗しか存在しない。しかし、その昔ダンキン・ドーナツが初の海外店舗を出店したのがここ日本だった。1970年に始まった日本での展開は当初セゾン・グループが始め、その後吉野家ディーアンドシーが引き継いだものの業績不振により1988年にドーナツ事業を撤退。


今の日本ではコンビニでもドーナツが売られ始めるなど、チャンスのありそうなもの。ミスター・ドーナツが飲茶などドーナツ以外の商品も出すほど、市場としては厳しいのかもしれないが、どうにか!! というのはダンキン好きのワガママか。






ダンキン・ドーナツとミスター・ドーナツの意外な関係

ダンキンの英語表記は「Dunkin'」で、ドーナツをコーヒーにつけて食べることを「ダンクする」ところから名付けられた。そんなダンキンと日本国内最大手のミスター・ドーナツは実はもともと兄弟会社!! 1950年代に経営方針の違いからダンキンを離れたHarry Winokur(ハリー・ウィノカー)によって新たにミスドが設立された。日本では1970年代にマクドナルドやケンタッキーフライドチキンが上陸した同時期に、ダスキンがフランチャイズ展開をスタートした。


その後は知っての通り日本ではミスドが勝ち残ったわけだが、本家アメリカのミスドは1990年にダンキンに買収されている。同じ土地からきたドーナツ屋が日本では成功してホームでは敗北というなんとも奇妙な関係になってしまたのだ!!




今では日本でダンキンを食べるには米軍基地のオープンキャンプに足を運んで食べるしかない!! しかしながら紹介したドーナツ・フライや新メニューに関してはまだまだ食べるチャンスは無さそうだ。タコベルやシェイクシャックも日本に上陸して人気だし、またダンキンもできたらいいのにな(しつこい)




参照:

https://hypebeast.com/2018/4/dunkin-donuts-introduces-donut-fries


Written by #BsideNews

Photo: dunkindonutstwitter

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