思い出深い写真がたくさんあるのに飾るスペースがないと悩んでいる人は多いだろう。そんな人におすすめなのがデジタルフォトフレームだ。最近のデジタルカメラはSDカードへデータを格納することが多いため、パソコンいらずで写真を再生することも可能だ。
おすすめのデジタルフォトフレームの選び方としては、最初に気にするべき点は画面製図である。主流は7インチから8インチ程度であるが、最近は15インチ以上の大きなものも登場している。画面サイズは大きいものの方が、おすすめである。
また、気にすべきところはアスペクト比である。聞きなれない言葉かもしれないが、アスペクト比とは画面の縦横比率で、通常の写真の場合は4:3である。最近のテレビが横長になったので気づいた人もいるかもしれないが最近の動画のサイズは16:9が主流となっている。これはハイビジョンで決められたスペックなのだ。最近のビデオカメラは16:9が主流となっているので動画を再生することを考慮すると16:9を購入するのがおすすめだ。
せっかくのデジタルフォトフレームは、高精細で綺麗なものを選びたいものだ。そこで気にするべきポイントは解像度。デジタルフォトフレームのオススメの解像度としては、800x48以上のものである。また、ビデオを再生するのであれば、主流となっている720pや1080pに対応したいものである。720pは1280x720で、1080pは1920x1080で、どちらもホームビデオとして主流となっている解像度である。これらの解像度を満たして入れば、録画したままの解像度で再生されるわけだ。
また、デジタルフォトフレームの中には、フォトフレーム自体の中にメモリーを搭載しているモデルとそうでないモデルがある。もし内蔵メモリーにこだわるのであれば、当然、メモリーサイズは大きい方が良いだろう。実使用を考えると2メガバイト程度あれば十分であるが、最近は8メガバイトという大容量のものも販売され始めている。
おすすめのデジタルフォトフレームは、単に写真をスライドショーするだけではない。主な付加機能として音楽再生機能や動画再生機能の他にも、時計機能やカレンダー機能、タイマー機能などがあるのだ。購入する際にはどんな付加機能があるのかもしっかりとチェックしておきたい。当然、カレンダーや時計を表示しながら写真を表示することも可能だ。この場合には写真は縮小されるので、その際の画質もしっかりと確認したい。
また、リモコンがあるのかどうかもチェックポイントである。リモコンの有無で使い勝手が大きく変わってくるのだ。リモコンが付属しているタイプのデジタルフォトフレームがおすすめである。
ここで、おすすめのデジタルフォトフレームをランキング形式でご紹介したい。最も人気があるのはソニーのデジタルフォトフレーム「S-Frame」である。内部にフラッシュメモリーを内蔵しており、一度電源を切ってもどこまで再生したか覚えている。また、お気に位入りの写真登録ができるなど細部までユーザーの気持ちを汲み取ってくれるモデルである。
2番目に人気があるのが、グリーンハウスのデジタルフォトフレーム「GHーDF7X」である。値段が手頃でコストパフォーマンスが良いのが人気の秘密となっている。LEDバックライトが採用されているため、1ヶ月あたり18円のエコ設計となっているのも嬉しいポイントだ。
3番目に人気があるのがドコモの「フォトパネル04」である。このモデルは通信機能にこだわっていて、携帯電話やスマートフォンで撮った写真をメールで送ることができるのがポイントだ。人感センサーがついているため省エネにこだわる人にもおすすめ。
written by 編集部
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