DDJ-200でDJデビューをサポート!「block.fm×Pioneer DJアカデミー」に体験入学してきた

m-flo・☆TakuやTJOも登場! block.fmがPioneer DJとタッグを組んで開催するDJアカデミーが開校。第1回目の講義に潜入してきた。
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2019.09.04 08:00

block.fmとPioneer DJがタッグを組んでDJアカデミーを開講。スマホでDJできちゃう話題のPioneer DJのDJコントローラー、DDJ-200を使って、DJデビューを目指す講習会に潜入。講義を体験してきた。





DJ経験ゼロからDJデビュー! block.fm×Pioneer DJのDJアカデミーを体験。☆Taku Takahashi&TJOも登場


block.fmとPioneer DJが開催するDJアカデミーがスタートした。


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この企画に参加するのは、応募してくれた方の中から選ばれたDJ未経験の若者たち。全3回の短期集中講義のあとに、block.fmが主催するイベントでDJデビューを飾ることになる。その講義の第1回目に体験入学させてもらった様子をレポートする。


まずはそれぞれ自己紹介から。メイン講師を務めるのは、東京、渋谷生まれのDJ/プロデューサーのMidori Aoyamaだ。UKはロンドンに滞在した経験もあり、HOUSEのDJとして都内各所のクラブイベント、パーティーに出演。自身でもイベント「EUREKA! 」を定期的に開催。同名のレーベルを運営している。


そんなMidori先生の指導のもとDJデビューを目指す。参加生徒たちの好きなジャンルはHIPHOPやHOUSE、DISCO、TECHNOなどバラバラである。しかし、都内はもちろん海外のイベントに足を運ぶなど、音楽が大好きでアクティヴなメンバーが揃った。




まずは接続! 音を出すところから


今回は第1回ということで、機材の接続や音を出すところから始まった。みんなそれぞれのマイDDJ-200を講習会に持参。このDDJ-200のウリのひとつはポータビリティにある。小さいのでバックパックにすっぽり入って持ち運べるのだ。電源はUSBバスパワー。出先にコンセントがなくてもモバイルバッテリーからつないで起動し、DJプレイすることが可能なのだ。




使うアプリはPioneer DJが提供する「WeDJ」。この「WeDJ」にはDDJ-200のチュートリアル機能がついていて、基本的な操作はこれに沿ってマスターできる。このチュートリアルに沿って、Midori先生がさらに詳しく、丁寧に基本の操作やそれぞれのツマミ、ボタンの機能を解説してくれた。手元の実機を触りながら、先生の詳細な説明を聞くことができたのですぐ機材に馴染むことができたようだ。機材はやはり触ってみてナンボである。




GoProスタッフによる撮影も入り、その模様を撮影。ちなみに生徒にも1台のGoProが渡され、自宅での自主練習の様子も撮影するようだ。





ピッチ、イコライザー、フェーダー、エフェクト、ループ。ミックスについて学ぶ


いよいよDJingの要となるミックスについての講義だ。HOUSEもHIPHOPも、ジャンルはなんであれ、次の曲につなぐこのミックス作業が肝心だ。「WeDJ」にあらかじめ入っているデモトラックを使ってとにかく実践あるのみ。チャンネルフェーダーとクロスフェーダーを使いつつ、HI/MID/LOWのイコライザーで音の抜き差しを反復したり、DDJ-200に搭載された「PERFORMANNCE PADS」を使ったミックスの方法などを学ぶ。








DDJ-200は「WeDJ」と連動し、曲をループをしたり多様なエフェクトをボタンひとつで手軽に呼び出せる。フェーダーとイコライザーの操作、「PERFORMANNCE PADS」の機能を組み合わせ、Midori先生が豊富なミックスバリエーションを実演。生徒たちは動画を回しながら、Midori先生のDJingを真剣に見入っていた。




☆Taku Takahashi&TJO登場。生徒たちへアドバイス


第1回目の講義では基本的な機材の操作方法とDJミックスについて学んだ。講義の最後には生徒たちの前にblock.fmのTCY Radioコンビ、m-flo・☆Taku TakahashiとTJOが登場。緊張しながら熱心に練習していた生徒たちの表情も綻び、笑みがこぼれた。生徒たちは2人に気になることをそれぞれ質問。さまざまな現場で活躍するベテランDJ2人のアドバイスに真剣に耳を傾けていた。


DJ活動を展開していく上で必要なこと、例えば、ミックスを作ってどんどんネット上にアウトプットする、友達に聴かせてみるといったことから、ボーカルがアタマから入っている曲のミックスの仕方、クレート(プレイする楽曲のフォルダ)の組み方、楽曲のマーキングについてなど具体的なTIPSまで、目からウロコのアドバイスを聞くことができた。




「何をいまさら」とすでにDJを始めている人は思うかもしれない。しかし、こういった基本的なことを確認する機会は、なかなか貴重。DJマナーみたいなものは漠然とあるけれど、突き詰めていくとDJの数だけDJingは存在する。そんな中で、実際に現場に立ち、実績を残しているDJたちによる実例を踏まえた具体的な解説を聞くことができたことは、生徒たちにとって(参加した僕にとっても)今後、重要なソースとなるはずだ。


また、当日はPioneer DJのテクニカルスタッフも常駐。DDJ-200について出来ること出来ないことをその場でジャッジ、確認してくれたり、テクニカルな疑問もその場でクリアにしてくれる。これもblock.fm×Pioneer DJアカデミーならではのありがたい利点といえる。




最後は、みんなで記念撮影して和やかに第1回目の講義が終了した。生徒たちはこの講義のあと、さらに2回の講義を受け、自主練習もした上で9月4日(水)に行われるblock.fm納涼祭でDJデビューする。こちらは、block.fmの関係者や番組プログラムのパーソナリティを務めるアーティストやサウンドクリエイターが多数参加する招待制のイベントとなっている。人前で初めてDJする緊張を乗り越えて、楽しんでDJデビューできることを祈りたい。その体験が今後のDJ活動の糧となるはずだ。




DDJ-200についてはこちら

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Pioneer DJhttps://www.pioneerdj.com/ja-jp/


written by Tomohisa“Tomy”Mochizuki


Photo by GoPro,編集部




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