80年代の名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が、予想外のかたちで復活。なんと80人のフルオーケストラの生演奏付きで同作を鑑賞するという衝撃と感動しかないとんでもないイベントが”平成最後の日”である2019年4月30日(火・祝) に東京・渋谷のNHKホールにて開催されることが決定した。
“「バック・トゥ・ザ・フューチャー」in コンサート2019”と題された同イベントは、2015年5月の世界初演後、米・ハリウッドボール、ロンドン・アルバートホールをはじめ世界中で上演され、日本では東京と大阪で総勢1万4000人を動員した大ヒット公演だ。またこのコンサートのために、映画の監督を務めたロバート・ゼメキスの盟友で映画音楽界の巨匠アラン・シルヴェストリが、元々のオーケストラスコアに加えて、新たに約15分のスコアを作曲したことでも話題になった。
日本のファンからするとまさに待望のファンイベント的同公演では、1985年製作の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1作目をノーカットで舞台上の大スクリーンで上映。そしてなんと言っても全編のサウンドトラック部分を映画に合わせてオーケストラが生演奏する点は見逃せない。
なお、プレスリリースによれば、同公演では映画の始まりからファン心をくすぐる音楽的演出が施されているが、クライマックスのタイムトラベルのシーンと生演奏の融合は圧巻で、超ド級エンターテインメントの感動と衝撃を、80人のフルオーケストラの生演奏付き上映という贅沢な形態で再び味わうことができるとのこと。
個人的には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の第1作目だとマイケル・J・フォックス演じる主人公のマーティが演奏するChuck Berry「Johnny B. Goode」のシーンが印象に強く残っているので、それをどのようにオーケストラが再現するのかが気になるところ…。イベントが気になる人はこちらのリンク先で詳細をチェックしてみよう。
written by Jun Fukunaga