ブルックリンだけでなくニューヨークのヒップホップシーンを引っ張る存在として期待されていたBobby Shmurda(ボビー・シマーダー)が6年ぶりに釈放された!!
彼は2014年に武器の所持や薬物所持といった罪で逮捕され、これまでに釈放を求めてもいたが問題行動を理由に却下されていた。今年1月には”仮釈放”のニュースが出回り、その予想通り2月23日に条件付きで釈放されたBobby Shmurda。
2014年にリリースした「Hot Boy」でビルボード・ヒップホップ/R&Bチャートにて全米1位も獲得しているだけに今後の活動に注目だ。
数年の刑期を経て出所となると、親しいアーティストはこぞってお祝いするものではあるが、今回Bobby Shmurdaを迎えにいったのはMigos(ミーゴス)のQuavo(クエイヴォ)であった。ニューヨークなのにプライベートジェットで?と疑問にも感じるところだが、Bobby Shmurdaが収容されていたのはニューヨーク州でもカナダよりの北部にあるクリントン矯正施設。今後はコミュニティ監督局の管理下に置かれた生活を送ることとなる。
Quavoは前日のインタビューにて「個人的にBobby Shmurdaを迎えに行く。どれだけ派手に歓迎するか見せてやるのさ」とコメントしており、その宣言通りとなったお出迎え。その後Bobby Shmurdaは家族や友人と再会を祝い、夜にはニューヨークのアーティストも招待してのプライベートパーティーを開催したようだ。
Bobby Shmurdaの地元であるブルックリンはヒップホップにおけるサブジャンル”ブルックリン・ドリル”が注目を集め、今最もホットなエリアのひとつであることは誰もが認める事実。亡くなってしまったPop Smoke(ポップ・スモーク)以外にもFivio Foreign(ファビオ・フォーリン)をはじめタレントは揃っているのでドリル系ラッパーとのコラボも期待したい。
さらにBobby Shmurdaと同じクルー、GS9のメンバーであり12月に出所したばかりのRowdy Rebel(ロウディ・レベル)もまた活動再開直後から注目を集めているため、クルーとしての動きもあり得るだろう。Bobby Shmurdaを迎えにいったQuavoはその前日Rowdy Rebelに多額の現金をプレゼント。MigosとGS9は以前からコラボプロジェクトを計画しており、実現に向けて動きは早まりそうだ。
出所されたことによって初めて目にした自身のプラチナムディスクとゴールドディスクの額縁に感動したであろうBobby Shmurda。NBAチーム、ニューヨーク・ニックスも大きなバナーで出所を祝うなど、街全体が彼の復活を待っていた。
written by BsideNews
source
https://pitchfork.com/news/bobby-shmurda-released-from-prison/
photo
https://www.facebook.com/officialbobbyshmurda/photos/151569185013488