ヒップホップでは最も注目の集まるアワードであるBET Hip Hop Awardsが今年も開催され、受賞者が全て発表された。事前に「ヒップホップ・アイコン賞」を受賞することが発表されていたラッパーのNelly（ネリー）は自身のヒット曲をメドレー形式でパフォーマンス!! フィーチャリングアーティストもステージに登場し、会場を大いに沸かせたパフォーマンスも必見。
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ラッパーのNellyがBET Hip Hop Awardsで「ヒップホップ・アイコン賞」を受賞
主要部門を受賞したアーティスト
今年開催された音楽アワードと同じく、Cardi B（カーディ・B）とMegan Thee Stallion（メーガン・ザ・スタリオン）がコラボした「WAP」が最優秀楽曲賞、最優秀コラボレーション賞を獲得。Cardi Bはソロシングルの「Up」で最優秀ヒップホップ・ビデオ賞も受賞し、3冠に輝いた。アルバムとしては2018年の『Invasion of Privacy』以来リリースがないにも関わらず、Cardi Bの人気は絶大だ。
最優秀アルバム賞を受賞したのはTyler, the Creator（タイラー・ザ・クリエイター）が今年リリースした『Call Me If You Get Lost』。前作『IGOR』がグラミー賞も獲得しているだけに今作でも期待が高まる。
ソロだけでなくフィーチャリングワークも多忙で、社会的影響力も高いLil Baby（リル・ベイビー）は最優秀アーティスト賞を含む2部門で受賞。今年アルバム『The Off-Season』をリリースし、早くも次回作を制作中のJ. Cole（J・コール）は最優秀リリシスト賞を獲得と納得のいく受賞を果たした。
Nellyのパフォーマンスが話題に
アワードといえば受賞の他にもアーティストによるパフォーマンスも要注目。すでにお伝えしていた通り今年ヒップホップ・アイコン賞を受賞することが決定していたNellyは、2000年代の自身のヒット曲をメドレーで披露し、ベテランの存在感を見せつけた。「E.I.」「Country Grammar」「Air Force Ones」とソロでパフォーマンスすると、「Where the Party At」ではJermaine Dupri（ジャーメイン・デュプリ）が登場。さらにPaul Wall（ポール・ウォール）、「Ride Wit Me」でコラボしているCity Spud（シティ・スパッド）も登場し、アトランタの会場に集まったファンを大いに沸かせた。
受賞式では地元であるセントルイスにも触れ「セントルイスの人間がここに立つ機会はそう多くない、これは俺だけじゃ無くてセントルイスみんなのための賞だ」と地元をしっかりリプレゼントしたスピーチを披露した。
8部門でノミネートされていたDrake（ドレイク）は残念ながら無冠に。アルバム『Certified Lover Boy』をリリースしたばかりなので、来年のアワードに期待。
written by BsideNews
source
https://www.complex.com/music/bet-hip-hop-awards-2021-winners/song-of-the-year
photo
https://youtu.be/9SQeFvp4rY0