アメリカ最大のブラックミュージックの祭典! 「BETアワード2018」受賞者を一挙紹介

多くのヒップホップアーティストがロサンゼルスに集結! でもBETアワードってなんだ?
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2018.06.27 02:30

ヒップホップやブラックミュージックの祭典と言えるBETアワードが今年もロサンゼルスで開催された。


司会は俳優・シンガーのJamie Fox(ジェイミー・フォックス)が務め、「This is America」でビルボード1位に輝いたChildish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)を壇上にあげ、MVのダンスセッションを披露するなど、オープニングから会場は大盛り上がりだった。


ブラックミュージックの定番アワードBET Awards


BETアワードは、アメリカのブラックカルチャー専門テレビ局「Black Entertainment Television(BET)」が2001年から開催している。音楽、映画、スポーツなどの分野で活躍する黒人とマイノリティーに敬意を表するアワードとあって、黒人カルチャーの中でも特に注目度が高く、ここでの話題はTwitterなどSNSでは常にトレンド入りするほどだ。





今年の受賞者と気になるパフォーマンス


今年はKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)が『DAMN.』でアルバム・オブ・ザ・イヤーと最優秀男性ヒップホップ・アーティストを受賞。


Cardi B(カーディ・B)は最優秀女性ヒップホップ・アーティストと、「Bodak Yellow」でコカ・コーラ視聴者チョイスのそれぞれ2部門を受賞し、最多受賞となった。


またビデオ・オブ・ザ・イヤーには1億円以上を寄付した事でも話題となったDrake(ドレイク)の「God's Plan」。


最優秀新人賞にはグラミー賞でも女性最多ノミネートを果たしたSZA(シザ)が選ばれた。


最優秀デュオ/グループ賞はMigos。最優秀コラボレーション賞はDJ Khaled、Rihanna、Bryson Tillerの「Wild Thoughts」が受賞した。


映画界からは、最優秀映画賞に「Black Panther」。Chadwick Boseman(チャドウィック・ボーズマン)と、Tiffany Haddishがそれぞれ最優秀俳優賞、最優秀女優賞に選ばれている。





ステージではアルバム『Doggystyle』が25周年を迎えたSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)やアルバムをリリースしたばかりのJ. Cole(J・コール)、そして8月にリリースが控えているNicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)らがパフォーマンスを行った。


そして半年の刑期を終えてのパフォーマンスとなったMeek Mill(ミーク・ミル)は先日若くしてこの世を去ってしまったXXXTentacion(XXX・テンタシオン)の顔がデザインされた衣装を着て新曲「Stay Woke」を初披露し、ステージ上ではバックダンサーと共にドラマ仕立ての演出を行い、ストリートの儚さを訴えた。





スポーツ界からはテニスのSerena Williams(セリーナ・ウィリアムズ)、NBAプレイヤーのLebron James(レブロン・ジェイムス)が選ばれるなど、黒人が活躍するフィールドから幅広く選ばれるBETアワード。グラミー賞やMTVアワードともまた違う楽しみ方ができるので是非今年のハイライトもチェックしてみて欲しい!



written by #BsideNews


source:

https://hiphopdx.com/news/id.47399/title.2018-bet-awards-winners#


photo: youtubeyoutube2

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