Behringer、TR-606クローン「RD-6」リリース! ハンドクラップなどオリジナルにはない機能にも注目

スケルトンカラー4種含む全10色のカラー展開で販売される。
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2020.08.13 07:30

最近までにTR-808クローンの「RD-8」、TB-303クローンの「TD-3」といったRolandの名機クローンをリリースしてきたBehringerが、新たに「RD-6」をリリースすることを発表した。



Behringerの新たなクローンドラムマシン「RD-6」の出荷準備が整う  


「RD-6」は、今年の「NAMM」で発表されたアナログドラムマシンで、RolandのTR-606がモチーフになったもの。TR-606は、元々は1980年代にTB-303とともにギタリストなどが練習の伴奏用に使うことを目的に販売されたことで知られる。


そのクローンである「RD-6」は、64ステップシーケンサー、ディストーション、USB、MIDI、クロック、インターナルなどの同期オプション、さらにはオリジナルが7つのボイスを搭載していることに対し、RD-6ではBOSS「BR-110」のハンドクラップのボイスが追加され、計8音色になったほか、各ボイスのパラ出しが可能になるなど、最近のBehringerによるクローン同様、オリジナルにはない機能が搭載されている。





スケルトンカラー含む全10色がラインナップ 


また注目はカラーバリエーションの豊富さだ。オリジナルはシルバー1色だったが、RD-6では、兄弟モデルとなるTD-3でも展開されていたシルバー、レッド、ブラック、イエロー、ブルーの5色に加え、パープルを追加。さらに4色のスケルトンカラーも用意されている。




気になる販売価格は後日発表予定 


現在は、工場からの出荷状態が整った状態で一部のベンダーには今後、2~3週間で届けられるという。しかしながら、気になる販売価格については未だ発表されておらず、そちらは後日明らかになるようだ。  


しかし、オリジナルのTB-303、TR-606は廉価版のベース、ドラムマシンとして元々販売されていたことに加え、TB-303のクローンであるTD-3も日本円で1万6000円くらいで販売されていることを考えると、RD-6もそれに近い販売価格になると予想。お求め安い価格で評判の良いTD-3をすでに持っている人は、こちらを購入してセットで使ってみてはいかだだろうか? 日本での正式な発売日が早期に決定することにも期待したい。



written by Jun Fukunaga 


source: 

https://www.facebook.com/behringer/photos/a.10152059078118914/10158705379903914/ https://www.synthtopia.com/content/2020/08/12/behringer-roland-tr-606-knockoff-the-rd-6-analog-drum-machine-now-shipping/


photo: Behringer Twitter



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