室内で炭火を使ったBBQをする場合、肉や野菜等を焼いていると煙が部屋中に広がり、煙たい中でBBQをしなければならない。また、火災警報器がいつしまうか誤作動してしまうかわからない点も大きな問題である。そんな中、ワンランク上のBBQを手軽に楽しめる無煙ロースター商品「ZAIGLE(ザイグル)」の人気が爆発している。
数ある無煙ロースター系商品の中で、性能やコストパフォーマンスの良さから圧倒的な人気を誇るのが「ザイグル」という商品だ。この商品は日本の大手家電メーカーが開発した商品ではなく、焼肉が国民食となっている国・韓国のメーカーが解発した商品である。そして、東京のある会社が輸入総代理店となってネット通販にて販売しているが、楽天市場にて高い売り上げを記録したことにより、人気に火が付いた。購入者から寄せられる口コミ情報においても極めて高い評価を受けた事が人気に拍車をかけ、楽天市場を代表するヒット商品になっていく。
では、この商品は何が特別なのかというと、下から食材を焼くのではなく熱源が上部にあって、上から焼くという画期的な焼き方を採用している。これにより、下部にある熱源に対して油分が落ちるという事が起きないため煙の発生を大幅に抑える事ができる。さらに、下に熱源がないためプレートの温度が過剰に上昇する事もなく、油ハネもほとんど起きない。また、焼肉の美味しさには赤外線が大きく関わって来るが、炭が赤外線を発生するように上部の熱源は赤外線を発する。この赤外線によって直火にて食材を焼き上げる仕組みにより、炭火焼肉の店に行った時に感じる独特の美味しさを室内にて簡単に再現できる。
室内BBQに向いた無煙ロースター商品「ザイグル」はシリーズ商品で、シリーズ内にいくつかの商品が存在する。その中で最もポピュラーであるのが「ザイグルプラス」で、ザイグルシリーズはこの基本商品から人気に火が付いた。ただし、この商品は約4万円という高額な商品で「高い」と感じる人におすすめであるのが2万円で買える「ザイグルシンプル」である。この商品はザイグルプラスから余分な装飾を省いたシンプルなデザインの商品で、あまり予算はない中でもザイグルが欲しい人にはおすすめだ。
また、ザイグルプラスはサイズが大きくて1人や2人で使うには大きすぎるが、少人数で使うのに適した「ザイグルミニ」という小型商品もラインナップされている。さらに、ジンギスカンを焼くのに適したドーム型プレートもプラスした「ザイグルハンサム」も加わった。多数のタイプを用意し、それぞれのニーズに合った商品を選べる点もザイグルシリーズの大きな特徴といえる。
無煙ロースター商品「ザイグル」は、煙を気にすることなく室内BBQが出来ることなど、様々なメリットを持っている。ただし、メリットしかないわけではなく、幾つかの欠点・デメリットも存在する。まずは、従来の室内BBQで用いられてきたホットプレートは縦置きできるものも多く、保管に場所をとらない傾向だ。しかし、ザイグルはコンパクトに保存がすることができないため、狭い家に置くのはやや困難である。また、下に熱源がないため、あらかじめ上から熱を当ててプレートをじっくり暖めておかないと焼き上がりが遅くなる。
続いて、デメリットも考慮した上で、室内BBQ向けの無煙ロースター商品「ザイグル」を買う気にはならない人向けに別の人気無煙ロースター商品も紹介する。コンパクトに収納出来て煙が出ない商品というと、強力なファンが内蔵されていてファンが煙を吸い込むという仕組みにより煙が出ない商品を買うのも良いだろう。また、イワタニというメーカーの約5000円で買える「やきまる」という商品は、プレートの表面温度を200度以上に固定する事によって肉の脂が煙を抑制する。この仕組みと特殊な皿の構造により煙が出ない上、カセットコンロ式のため持ち運びも容易な人気商品だ。
written by 編集部
photo: zaigle.co.jp