今回ご紹介する「All Points East Festival」は初めて開催される音楽フェスティバルである。3組のアーティストがヘッドライナーとなり開催されることが決定しているこの音楽フェスティバルについて、どのようなアーティストが出演するのかご紹介していくこととする。
日本でも音楽フェスティバルがたくさんあるように海外でも音楽フェスティバルは数多く開催されている。そんな海外の音楽フェスティバルとして2018年に初めて開催されるのが、今回ご紹介する「All Points East Festival2018」というフェスティバルである。「All Points East Festival2018」は2018年5月25日から6月3日までの間、ロンドンで開催されることが決まっている。会場となるのはVictoria Park・Tower Hamlets ・Greater London・E9 7BT・Englandの5か所である。
5月25日から27日に行われるAll Points East Festivalでは、LCD Soundsystem、The xx、Björkといった3組のアーティストがヘッドライナーとして登場することになっている。なお、ヘッドライナーとは、コンサートやロック・フェスティバルなどの複数のアーティストが合同で行うイベントの際に主役を務めるアーティストのことを指している言葉である。また、これら3組のアーティスト以外にもLorde、Sampha、Yeah Yeah Yeahsなどの出演も発表されている。
6月2日には「All Points East」プレゼンツのライブが予定され、Future Islands、Warpaint、THE NATIONALといったアーティストが出演する。公式サイトにも、どのアーティストが出演するかが記載されているので、All Points East Festivalについて気になる方はぜひ見てみると良いだろう。
ここでは、All Points East Festival2018に出演するアーティストの中の数人についてご紹介することとする。まずはヘッドライナーとしても登場するLCD Soundsystemについて説明しよう。LCD Soundsystemは1970年代後半に誕生した音楽ジャンルであるダンス・パンクを披露するバンドである。アメリカニューヨークにあるレコードレーベルであるDFAレコーズを主宰しているJames Murphyによるソロ・プロジェクトであり、バンド形式のライブを行っている。2001年に結成され、2011年には一度活動を終了されたものの2015年には再び活動を始めている。LCD Soundsystemがリリースした曲によってダンス・パンクムーブメントが世界的になるなど、ポストパンク・リバイバルの発展に貢献してきたことでも知られている。一方、The xxはイングランドロンドン出身の3人で音楽活動を行うポスト・ポップバンドである。
2009年にはYOUNG TURKSというレーベルと契約を結び、デビューシングル曲となる「Basic Space」をリリースした。もともとは4人で活動を行っていたが、2009年後半に1人が体調不良を理由に脱退している。また、2010年には初来日を果たしているほか、同年9月には英国のミュージック・アワードの最高峰であるマーキュリー・プライズを受賞するなど、高い評価を受けているバンドグループであることが分かるだろう。All Points East Festival2018には、このような、世界の注目を集めるアーティストをはじめとして、他にも数多くのアーティストが参加をすることになっている。ぜひ公式サイトをチェックしよう。
Photo: https://www.facebook.com/allpointseastuk/
Written by 編集部