Airbnbを利用していた黒人の女性3人組が窃盗と間違えられ通報される

2018.05.15 03:30

現在アメリカでは人種差別が原因の不当な逮捕や、警察沙汰に繋がるケースが多く報道されてる。スターバックスで友達を待っていた黒人2人組が、警察を呼ばれ逮捕される事件や、黒人2人組が会員証を持っているにもかかわらず入店を拒否されるケースなど、全米のみならず世界中で問題視されている。

最終的にはヘリコプターも出動する大騒動に

Airbnbに宿泊中だった3人の黒人女性はチェックアウトを済まし移動しようとしたところ、近所の住民に通報され、最終的に警官7人に取り込まれてしまう事件がおこった。最終的にはヘリコプターも出動し、大掛かりな捜査につながってしまった模様である。

Airbnbのオーナーによると、この黒人女性3人組は近所の住民が手を振ったのに対しリアクションを取らなかったために、警察沙汰になったと考え、もし手を振り返していればこのようにはならなかっただろうと答えている。

しかし本当にそうだろうか? これが白人だとしたら警察は呼ばれていただろうか? もう一度考える必要があるだろう。

Airbnbでは過去にも人種差別問題が発端でトラブルも

リッチモンドに住む25歳のグレッグセルデンさんは、フィラデルフィアでAirbnbの予約を取ろうとしたところ、オーナーに断られてしまった。ここまではよくある話なのだが、数時間後に確認してもまだ予約可能画面が出ていることを不審に思い、自分が黒人だから断られたのではないかと疑い始める。白人の写真を使ったフェイクアカウントを使い、再度予約を試みると簡単に予約が取れたことから、人種差別的であると決定づけられインターネット上で拡散された。