Sean Kingston(ショーン・キングストン)というシンガーについて知ろう!

シンガー・Sean Kingston(ショーン・キングストン)
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2018.06.03 07:07


シンガー・Sean Kingston(ショーン・キングストン)


皆さんはSean Kingstonという人物をご存知であろうか。Sean Kingston はアメリカ合衆国出身のシンガーであり、リリースした曲は多くの人の支持を集めている人物でもある。また、彼の親戚にはレゲエ界で一目置かれるブジュ・バントンがいる。ここでは、Sean Kingstonについて詳しく見ていこう。




Sean Kingstonとはどんな人物? 


Sean Kingston(ショーン・キングストン)は本名をKisean Miguel Andersonといい、1990年2月3日生まれ、アメリカ合衆国フロリダ州クリアウォーター出身の男性シンガーである。ポップスや1970年代後半に生まれたジャマイカのポピュラー音楽の1つであるダンスホールレゲエを歌っている。Sean Kingston は2007年からシンガーとしての活動を開始し、同年夏にはアメリカ合衆国のソウル歌手で有名なベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」のベースラインをサンプリングしている。なお、サンプリングとは、過去にリリースされた曲や音源の一部を引用し、再構築する音楽制作技法のことを指す。その後は「Beautiful Girls」という楽曲をリリースすると、アメリカのシングル人気チャートであるBillboard Hot 100において3週連続で1位を獲得し続けるほどの人気となった。また、アメリカのBillboard Hot 100だけでなくUKシングルチャートでも1位を記録している。さらにカナダのカナディアンホット100でも2007年の間にリリースされた曲の中で最も長く1位を記録し続けていたのである。




続いて、同じくシングルの「Me Love」は、イギリスのロックバンドであるレッド・ツェッペリンが1973年にリリースした「Houses of the Holy」というアルバムの中に収録してある「D'yer Mak'er」をサンプリングしたものである。シンガーSean Kingstonによってサンプリングされた「D'yer Mak'er」はオーストラリアで絶大な人気となり、アメリカ合衆国の女性シンガーソングライターで世界中のチャートにおいて高い人気を誇り、大成功を収めていると言われていたファーギーのリリース曲を抑え、1位を獲得している。また、カナダのカナディアンホット100でも6週間という長い期間において3位に残り続けるという結果を出している。2007年にはアメリカ合衆国の女性歌手で、スカパンクバンドのノー・ダウトのボーカリストを務めているグウェン・ステファニーのツアーにも前座で出ていたということをSean Kingstonはアメリカのケーブルテレビ番組である「Yo Gabba Gabba!」で明らかにしている。これはシンガーSean Kingstonの実力が同じアーティストとして活躍する人物からも認められていたということを表しているだろう。






おじはブジュ・バントン? 


続いては、Sean Kingstonの親戚関係について見ていくこととする。Sean Kingstonのおじはレゲエ界でも一目置かれる存在でもあるブジュ・バントンである。故郷ジャマイカでも国民的人気を誇る人物である。ブジュ・バントンはジャマイカ出身で1973年7月15日に7人兄弟の末子として生まれた。デイブ・ケリーのプロデュースによって多くのヒット曲を生み出し多くの人の支持を獲得していくのである。1992年には初の海外公演を日本で行っている。社会問題をテーマに取り上げた楽曲を作ることで話題にもなった。2007年にはジャマイカのレゲエグループであるサード・ワールド やベレス・ハモンドとクリケット・ワールドカップの開会式でパフォーマンスを行ったこともある。2011年には第53回グラミー賞において2010年に発表した「Before the Dawn」が最優秀レゲエアルバム賞として選ばれるなど、名実ともに記録を残しているレゲエミュージシャンということができる。このような偉大なミュージシャンである人物の甥としてもSean Kingstonは期待されているのである。




Photo:https://www.facebook.com/pg/seankingston/photos


Written by 編集部



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