DJ Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)レーベル「Protocol Recordings」も順調で向かうところ敵なし

みんな知ってる”ドラゲナイ”も、Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)のプロデュースって知ってた?
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2018.05.08 09:24


みんな知ってる”ドラゲナイ”も、Nicky Romero(ニッキー・ロメロ)のプロデュースって知ってた?


”ドラゲナイ”で一世を風靡した、SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」。そのサウンドプロデュースをしたのがEDM DJのNicky Romero(ニッキー・ロメロ)である。また、EXILEのアルバムで「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」のリミックスも手掛けている。



Nicky Romeroといえば「Toulouse」、アノニマスのマスクでダンス


アメリカでそれぞれリリースされた楽曲「Toulouse」である。アノニマスを付けた人々がひたすら街中で踊る内容のMVが世界中の話題をさらい、2012年5月にYouTubeへアップされてから、現時点で3億8000万回が再生されている。また、Nicky Romero自身もアノニマスのマスクをつけてDJを行う事がある。



Nicky Romeroは1989年1月に オランダで生を受けた。6歳から弾き始めたドラムで、幼くして音楽の才能を開花させた。高校を卒業した後、地元オランダの「Scoob」というクラブで、バーテンダーとして働いていたという経歴もある。そのバーテンダー時代に、店のDJがしていたパフォーマンスに興味を持ち、自分もやりたいと思ったNicky Romero。そこでオーナーに頼んで30分だけDJをさせて貰ったら、一瞬でやみつきになったのだ。Nicky RomeroのDJ人生は、ここから始まったのである。


その才能は、デイビッド・ゲッタやハードウェルという有名DJが認めて支援する程である。クラブ情報誌「DJ Mag」が選ぶ「世界のDJランキング100」では、2012年に17位で初登場した後、2014年には堂々の8位にランクインした。2012年には自らのレーベル「Protocol Recordings」も創設し、EDM界でノリにノっているDJなのである。2015年7月にはEDMシーンを舞台にした映画「WE ARE YOUR FRIENDS」に本人役でカメオ出演を果たした。成功を夢見る若手DJが主人公の青春映画で、2016年6月には日本公開もされている。


DJ Nicky Romeroのレーベル「Protocol Recordings」が5周年を迎えて


2017年、自分の音楽だけでなく自分が才能を認めたアーティストの楽曲を紹介したいと始めた自身のレーベル「Protocol Recordings」の創立5周年を迎えたNicky Romero。新人アーティストの発掘や、彼らのキャリアの始まりを応援できる事に喜びを感じる日々である。5年の間で育てたアーティストが有名フェスでメインのポジションを得るなど、いつの間にかトップレーベルへと進化を遂げた。




自らがパーソナリティとして毎週配信する「Protocol Radio」というPodcastが2017年5月に250回目の放送を迎えた際には、レーベル5周年記念も兼ねて、アムステルダムにあるプライベートスタジオ「プロトコル・スタジオ」から公開放送を行った。紫色のLED照明が照らし出す空間はまるで宇宙船の内部のようで、そこに仲間が集まって公開祝宴となったのだ。お祝いムードはそれだけではない。過去5年間に「Protocol Recordings」がリリースした楽曲の中からNicky Romeroが選んだ楽曲をまとめたミックス「5 Years of Protocol」を公開。トータル、なんと5時間である。DJのみならず、実業家としても成功をおさめたNicky Romero。次の5年も非常に楽しみだ。




Photo:https://www.facebook.com/pg/djnickyromero/photos


Written by 編集部



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