Lauryn Hillはアメリカの女性R&B歌手、ラッパー、女優という幅広いジャンルで活躍する人物だ。Lauryn Hillには6人の子供がおり、2017年には長男に子供が誕生したため41歳という若さでおばあちゃんとなったのである。ここでは、Lauryn Hillについて子供のことも含めご紹介しよう。
まずLauryn Hillとはどのような人物なのかを紹介していこう。Lauryn Hillは、1975年5月26日生まれ、アメリカ合衆国 ニュージャージー州出身の女性である。R&B歌手、ラッパーといった歌手活動だけでなく、女優としても活躍するなど幅広い活動を行っている。また、生い立ちに関して説明すると、コンピュータ・アナリストの父と英語教師の母のもとに生まれたLauryn Hillは幼少期には教会で歌ったりテレビドラマに出演することもあった。1988年には通っていたコロンビア・ハイスクールで出会ったWyclef Jean(ワイクリフ・ジョン)と彼の従兄弟であるPras(プラズ)と3人でヒップホップグループである「フージーズ」を結成している。1992年にはフージーズとしてRuffhouse Recordsと契約を交わしたり、1993年には『天使にラブ・ソングを2』や『わが街 セントルイス』などの映画に女優として出演している。フージーズとしてデビューしたのは1994年であり、アルバム「Blunted on Reality」を出した。その2年後である1996年にフージーズのセカンド・アルバム「The Score」をリリースすると、全世界で1700万枚を売り上げるという人気ぶりを発揮したが、1997年にローアン・マーリーとの子供を妊娠したことを機にソロ活動を始めるようになった。
1998年にリリースしたソロアルバムである「The Miseducation of Lauryn Hill」は全世界で1200万枚を売り上げていることからもLauryn Hillの人気の高さもうかがうことができるであろう。ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞であるグラミー賞においては1999年に11部門にノミネートをされており、最優秀アルバムや最優秀新人賞などの5部門で受賞をした。このことは女性アーティスト史上最多の記録となっている。Lauryn Hillの歌には、有色人種として、また女性としてのメッセージが込められていることからも多くの人の支持を集めている。そのほか、特筆すべき点は2004年にはフージーズを再結成し、グループ活動とソロ活動の両方を行っていること、また、2013年に3年間の脱税と滞納をしていたとして3ヶ月の実刑を受けて服役をしていたことなどが挙げられる。
続いて、Lauryn Hillの子供についてみていくこととする。Lauryn Hillは1997年にジャマイカのレゲエミュージシャンであったボブ・マーリーの息子である、元フットボール選手のローハン・マーリィと交際し妊娠している。この時に誕生したのが長男のザイオンである。ザイオンは、2017年にパートナーとの間にできた子供が誕生しており、Lauryn Hillは41歳という若さで孫を持つこととなった。また、Lauryn Hillにはザイオンのほかに、ローハン・マーリィとの子供が4人いる。なお、Lauryn Hillの子供はそれだけではなく、2011年には6人目となる子供を出産している。しかし、2011年に生まれた男児はローハン・マーリィとの子供ではなく、別の男性との間の子供であるとされているのである。そのため、6人兄弟は異父兄弟であるということになる。
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Written by 編集部