Written by Jun Fukunaga
先日放送のblock.fm/INSIDE OUTでも紹介されていた「ちょっといなたいフィメールラッパー」ことKamaiyah。最近では、西海岸の新たなギャングスタ・ラップ界隈を代表するYGの「Why You Always Hatin? 」にもDrakeとともに参加し、いなたい、女々しさゼロの迫力のラップを披露している。
Kamaiyahはオークランド出身で、今年21歳のアップカミングなラッパーで、デビューミックステープ”
A Good Night in the Ghetto”に収録されたレトロフューチャーなシンセと極太808キックが印象的なG-Funkチューン”How Does It Feel”が、海外メディア「Pitchfork」の”100 Best Tracks of 2015”に選ばれたり、特集で90sへの偏愛ぶりを語るなど、今注目を集めている。
声質もそのビジュアルのインパクトも最近の他のフィメールラッパーとはまた一味違ったそのワンアンドオンリーなキャラクターは、渡辺志保をして番組中で「どすこい系フィメールMC」と言わしめた。
また以前のインタビューでも
“I want young women to know that they don't have to be a sex symbol to get love.”
というように、無駄にセクシーさを売らないスタンスを明確にしている、ストイックなラッパーだ。
現在耳の早いヒップホップファンから注目されるこのKamaiyah、以後お見知りおきを。
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