J. COLE(ジェイ・コール)の印象深いリリックとオススメ曲を紹介しよう!!

アメリカで名実ともに人気の高いラッパーJ. COLEとは?
SHARE
2018.07.14 14:42

J. COLEはアメリカで名実ともに人気の高いラッパー



過去のアルバムが全てアメリカでNo.1になった人気ラッパーのJ. COLEはドイツ生まれのアメリカのノースキャロライナ育ちだ。映画のようなストーリー性を備えたリリックが有名だ。この記事では、そんなJ. COLEのオススメ曲と印象深いリリックを紹介していく。


彼の代表曲からリリックを見てみよう


2018年4月に最新アルバムの『KOD』を緊急リリースした。その評判は非常に高く、彼のラッパーとしての実力は微塵も衰えていないどころか進化し続けていることを証明したアルバムになった。彼はもともとジェイ・Zの設立レーベル「Roc Nation」のアーティストとして音楽界に姿を現した。2011年にデビューアルバムの『Cole World: The Sideline Story』で全米アルバムチャート初登場1位を記録して一躍時の人となった。その後、2013年に『Born Sinner』、2014年に『2014 Forest Hills Drive』、2016年に『4 Your Eyez Only』のアルバムをリリースしていずれも全米アルバム・チャート1位に輝いた。オススメ曲を知りたい人はこれらの中から探すといいだろう。彼の楽曲のリリックは人に深い印象を与えるものばかりで、ここで少しそれを紹介してみよう。


たとえば、彼の代表曲の1つである『4 Your Eyez Only』の「immortal」には次のようなリリックがある。「Have you ever served a fiend with a pocket full of soap?」(君はポケットにたっぷりとコカインが詰まっている状態で悪魔に仕えた経験はあるかい?)と、「Have you ever heard the screams when the body hit the floor?」(君は体が床に落下したときに聞こえる叫び声を聞いたことがあるかい?)だ。いずれも非常に幻想的なストーリーの中で語られているリリックだ。アルバムのテーマは「死」なのだ。また、次のようなリリックもある。「To die a young legend or live a long life unfulfilled」(若くして死んで伝説となるべきなのか、満たされることなく長い人生を生きるべきなのか)や、「Cause you wanna change the world But while alive you never will Cause they only feel you after you gone, or I’ve been told」(世界を変えたいと願っても実際には生きている間はそれを実現することはない。なぜなら人はこの世を去って初めて評価されるからだ)だ。



このリリックには無常観が感じられるだけでなく、J. COLE自身の思いもこめられている。J. COLEが尊敬する偉大なラッパーのNotorious B.I.G.は生前はそこまで評価されることがなかった。亡くなって改めて世界を変革できるほどの強い影響力を持ったのだ。おそらく彼は自分とNotorious B.I.G.を重ね合わせたのだろう。J. COLEの世界観を知る上でオススメ曲でもある。


オススメ曲はこれだ!



J. COLEのオススメ曲を紹介していく。まずは「She Knows ft. Amber Coffman, Cults」だ。クールでありながら力強さも感じられる楽曲だ。「Apparently」も同じ方向性にある楽曲でオススメ曲の1つになっている。軽快なポップスが好みの人には「Who Dat」や「Lost Ones」がいいだろう。そして「forest hill drive」も忘れてはいけないJ. COLEのオススメ曲だ。人生のすばらしさを歌い上げた曲で、彼の美声を思う存分堪能できる。ちなみに、この楽曲が発表された当時、ホームレスがこの曲を聴いて自殺を止めたというエピソードが話題になった。


Photo: https://www.facebook.com/JColeMusic/


Written by 編集部

SHARE