オーストラリアの女性ラッパーIggy Azalea(イギー・アゼリア)について

世界が注目・女性ラッパーIggy Azalea(イギー・アゼリア)
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2018.05.28 02:14


世界が注目・女性ラッパーIggy Azalea(イギー・アゼリア)


Iggy Azaleaはオーストラリアのシドニー生まれの女性ラッパー・モデルだ。彼女のヒット曲「fancy」やariana grandeとのコラボ曲「problem」などにより一躍世界のトップスターとなった。特有の南部訛りや、モデル会社とも契約している178cmもあるスリムボディなどで注目を集めているのだ。




Iggy Azaleaの大快挙


Iggy Azaleaの一番の人気曲は「fancy」である。この曲は、2014年にcharli xcxとのコラボ曲としてリリースされた。リリースされてまもなくビルボードホット100で7週連続1位を獲得し、ビルボードホット100で首位を獲得した4人目の女性ラッパーに輝いた。さらに、人気女性シンガーariana grandeとのコラボ曲「problem」が同様のチャートで2位となったため、ビルボードチャートの1位・2位を独占し、なんとビートルズ以来の大快挙も果たした。




このシングルによりIggy Azaleaは大快挙・世界的なデビューを果たし、人気ハリウッドスターの仲間入りを果たした。他の彼女の人気曲としては「black widow(feat rita ora)」や「work」、「change your life」などがある。いずれもyoutubeでの視聴回数は1億回を上回っており、女性ラッパーとしてさまざまな快挙を成し遂げている。例えば、「black widow」は人気シンガーrita oraとの共演を果たし、ビルボードホット100では3位にランクインしている。このような大快挙を果たしたのは同女性ラッパーlil' kim以来であり、女性ヒップホップ界の歴史を大きく塗り替えたのだ。






天才女性ラッパーIggy Azaleaの魅力


Iggy Azaleaはこのように天才女性ラッパーとして名を世界に知らしめたが、彼女の魅力は特有の南部訛りだ。オーストラリアの出身というだけあり、彼女のラップはほかの女性ラッパーのものとは少し異なっている。なんと彼女は南部訛りを前面に出して歌うのだ。少し鼻につくような表現・しゃべり方が大きな話題を呼んでいるのだ。多くのラッパーたちはより速い、より切れの良いラップを目指しているが、彼女のラップはそれを根本から覆すようなものなのだ。しかし、その特有の南部訛りが話題を呼び、少しおしゃれなラッパーとして大きな注目を浴びているのだ。Iggy Azaleaの魅力はそれだけではない。ラッパーとしては前代未聞で、モデル会社とも契約しているのである。彼女の身長は178cmもあり、体系はとてもスリムだ。とてもヒップホップのアーティストとは思えないような美しさを放っているのである。




Iggy Azaleaの生い立ち


Iggy Azaleaは正式に女性ラッパーとしてデビューするまでに多くの時間・努力を費やしていたのだった。父親は漫画家、母親はホテルの清掃員と決して裕福とは言えない家庭で育ったのだ。14歳の時にラップに興味を持ち、近所の友達3人でラップのグループを作った。しかし、彼女以外の2人がやる気ではなかったことから彼女はグループを脱退し、ソロ活動を決意した。また、学校ではアート以外のクラスを嫌い、さらに友達がいないことや手作りの服を着ていたことなどが理由でいじめられていたのである。高校を中退するとアメリカへ行くことを決意し、両親には友達と少し旅行に行くだけだと伝えていたが、次第に残ることを決心し、両親に別れを告げた。アメリカ到着後のマイアミでは昼から夜まで3個の仕事を掛け持ちし、一生懸命働いた。このような努力が報われ彼女はハリウッドの大スターへと成り上がったのだった。両親がハリウッドスターという家庭が多い中、異例の経歴を持つ彼女だが、彼女のヒット曲「work」ではそのとてつもない苦労を歌詞に表しているのだ。




Photo:https://www.facebook.com/pg/iggyazalea/photos


Written by 編集部



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