新世代ポップアイコン! Halsey(ホールジー)の人気曲

Halsey(ホールジー)って誰?
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2018.05.22 02:28


Halsey(ホールジー)って誰? 


Halseyは2015年にデビューアルバム「Badlands」を発表すると瞬く間にBillboard 200で初登場2位を記録し、アメリカレコード協会のRIAAでプラチナ認定を受け、新世代ポップアイコンと評され華々しいデビューを飾った。セカンドアルバムでも1位を獲得し、現代のポップスターとされている。




Halseyの音楽性と人気曲


1994年アメリカ生まれのシンセポップアーティストのHalseyは、幼少時から親の影響で2パックやノトーリアス・B.I.G、ニルヴァーナなどジャンルを超えた有名なアーティストの曲を聴いて育ったことで、さまざまな音楽性がミックスされていく。その中でもパニック・アット・ザ・ディスコが自分の人生を変えたバンドで、レディー・ガガが自分自身に力を与えてくれたアーティストだと語っている。Halseyのライブパフォーマンスに多大な影響を与えたのは、テイキング・バック・サンデイのフロントマンアダム・ラザーラで、Halseyがそれまで観た中で最も感動的なパフォーマンスだった。さらに、カニエ・ウェストやザ・ウィークエンドからも影響を受けていて、映画監督のクエンティン・タランティーノやハーモニーコリンなどからもインスピレーションを得たと言っている。ジャンルレスなアーティストをリスペクトしているが、最も影響を受けたのは映画とも語っている。




2015年リリースのデビューアルバム「Badlands」に収録されている「Gasoline」という曲は、ゆったりとしたスローテンポから始まり、遊び心のあるサウンドが流れていき、サビで音が弾けるアーティスティックな楽曲だ。「Gasoline」というタイトル通りに、サビでガソリンに火がついて爆発するようなイメージだ。




「Colors」という曲は、Halseyのスイートで美しくも少しかすれた特徴的な歌声が炸裂していて、爽快で解放感の溢れる気持ちの良い楽曲に仕上がっている。トラックもクールでポップな聴きやすいサウンドで、曲全体を爽やかな清涼感が支配している。




2016年には、The Chainsmokersの「Closer ft. Halsey」としてフォーチャリングに参加した。この曲は2016年を代表するモンスターヒットになり、世界中のチャートで1位を獲得した。一時期のクラブではこの曲がかかると一気に盛り上がるほどシーンを席巻していた。「Closer ft. Halsey」の爆発的ヒットで、The Chainsmokersは一躍トップDJの仲間入りを果たし、Halseyも新世代ポップアイコンとしてトップスターに登り詰める。あまりにも爽快なトラックと歌声が重なり合い、リラックスしたテンポが自然体なので実に聴きやすくクールかつスタイリッシュで、どの世代にも人種を問わずハマってしまうような魅力の塊のような楽曲だ。つまり文句なしに格好良すぎる曲に仕上がっていた。結果的に、「Closer ft. Halsey」は2016年最大のデジタルヒットソングに君臨した。




スターロードを歩み始めたHalsey


アフリカ系アメリカ人の父と白人の母の元に生まれ育ち、ミックスされた人種と音楽を聴いて育った彼女は、類い稀な歌唱力と、新世代を象徴するようなジャンルに囚われないオリジナルなセンスを持ち合わせているスーパールーキーだ。大の親日家という側面もあり、インスタグラムでハローキティなどをアップするなどキュートな一面もある。Halseyはある時にインタビューで、私はどんな話題でもオープンにストレートに口にしてしまうと語っている。それはつまり、自分の音楽は常に本当に純粋で率直で、正直なものであって欲しいからという理由からのようだ。彼女の音楽に対する真摯な生き様が反映されているようだ。見たもの聴いたもの感じたもののすべてを正直に表現し、自身の溢れ出る感性でミックスさせ新しい音楽を生み出すHalseyのスターロードは、まだ始まったばかりだ。




Photo:https://www.facebook.com/HalseyMusic/photos


Written by 編集部



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