世界中でハマる人が続出!魅惑のエレクトロ・ユニットGalantis(ギャランティス)とは?

名プロデューサーがタッグを組み結成したエレクトロ・ユニットGalantisの人気曲をご紹介
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2018.08.21 07:00

Galantis(ギャランティス)とは?


Galantisとは、スウェーデン出身のChristian Karlsson(通称:Bloodshy)とLinus Eklöw(通称:Style of Eye)の2人によるエレクトロ・ユニット。いつもお揃いの衣装を着ているし、なんとなく似ているので兄弟のように思ってしまいがちですが、全くの赤の他人。それぞれが実力派プロデューサーとして知られているのだ。


Style of Eye

幼少期からジャズやソウルといったブラックミュージックに触れてきたStyle of Eye(スタイル・オブ・アイ)は、10歳の時からドラムセットをプレイし始める。15歳の頃にはエレクトロサウンドに魅了され、ドラム&ベースの曲を制作するなど、幅広い音楽をプロデュースすようになった。


スウェーデンのストックホルム出身の女性エレクトロ・デュオIcona PopがCharli XCXをフィーチャーした大ヒットナンバー「I Love It」では共同で楽曲をプロデュース。





Bloodshy

一方のBloodshy(ブラッドシャイ)は、グラミー賞を獲得したこともあるほどのプロデューサーでポップシーンにおいて数々のヒット曲を生み出しきた。その中でも有名なのがBritney Spearsの「Toxic」で、この曲は数々の賞にノミネートされた。




また、作詞作曲を手掛けるデュオ「Bloodshy & Avant」としても活動しながら、 Katy PerryやJennifer Lopez、Madonna、Kylie Minogueなどポップシーンの人気アーティストの楽曲をプロデュースするなど多方面で活躍。


世界のビッグネームをプロデュースする2人がGalantisを結成


そんな彼らがユニットを組むきっかけとなったのが、Bloodshyが組んでいるスウェーデンのインディー・バンド「Miike Snow(マイク・スノウ)」が自身の「Animal」という曲のリミックスをStyle of Eyeに依頼したこと。その後、一緒にスタジオで時間を過ごすうちに、すっかり意気投合した彼らは、Galantisを2012年に結成。


そしてリリースした初のシングル「Smile」、2014年2月に出したシングル「You」は、多くのDJによりリミックスされたことで大きく注目されることに。そして待望のデビューアルバム『PHARMACY』を発表し、世界中にその名を知らしめた。


Galantisのステージはライブ仕様


彼らのステージには、DJ機材のほかにドラムやシンバルなどの打楽器もセッティングされており、音楽センスに溢れた2人による力強い生演奏がフロアをさらなる熱狂の渦に包み込むのだ!




Galantisは、FUJI ROCK FESTIVAL 2015、ULTRA JAPAN 2016と連続で来日を果たし、また2017年4月には、初上陸となり話題となったEDC JAPAN 2017にも出演したことで、ここ日本においても人気と知名度は高い。




Galantisのアイコンの謎のキャラクターは?


Galantisのビジュアルを見てると必ず登場しているのが、鳥のような猫のようなキャラクター。これは「Seafox(シーフォックス)」といって猫とクラゲといった海から陸上までの様々なイメージを融合したものをモチーフにしているそう。またGalantisは自分たちのファンのことを「Seafox Nation」と愛を込めて呼んでいる。


彼らの衣装ももちろん、Seafoxがバックプリントされたお揃いのジャケット!




Galantisの人気の曲は?


Galantisの楽曲は、キラキラしたサウンドに特徴あるボーカルが特徴。「これはGalantisの曲だ!」とすぐに分かるほど、オリジナリティあるサウンドを確立しており、夏のフェスシーズンにぴったりで、サビ部分では一緒に歌いたくなるような曲が多い。


「Runaway (U & I)」

世界中のチャートでトップ10入りをしたほか、Spotifyの「Viral 40」チャートで1位、さらにアメリカのiTunesのダンス・チャートでもトップ10入りした大人気ナンバーで、リミックスも多くリリースされている。Galantisの楽曲の中で最も有名な楽曲ではないだろうか。




「No Money」

中毒性のある強烈なメロディでGalantisの楽曲の中でも上位の人気を誇る曲。2016年4月リリースでYouTubeでの再生回数は3億回を超えている。




「Love On Me」

こちらも2016年にリリース。オーストラリアのDJ/プロデューサーHook N Slingとタッグを組んだ。タイの寺院で撮影されたというミュージックビデオは、僧侶に扮したダンサーたちのダンスとカラフルな映像で、ユニークな内容になっている。




「Rich Boy 」

2017年2月にリリース。「No Money」の姉妹曲であるというこの曲は、8歳の女の子をボーカルにフィーチャー。跳ねるようなポップサウンドに「あなたがリッチ・ボーイである必要はないわ。甘い甘い愛が欲しいの。」といったリリックがループするGalantisならではの楽曲となっている。




「Hunter」

2017年に出演した世界最高峰フェスCoachellaで初披露されており、5月にリリース。メロディックなシンセと心地よいパーカッション、そしてそれに乗るなめらかな女性ボーカルが中毒性バツグン。




Photo:https://www.facebook.com/pg/wearegalantis/photos/?ref=page_internal



Written by 編集部


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